NEW COLLEGE
サステイナビリティ
観光学部
地域の資源循環と価値創造から
持続可能な社会を目指す、
世界を変える人材を育成。
資源の枯渇、環境汚染、気候変動などの地球規模の問題が深刻化する一方で、経済格差の拡大や地方の衰退といった社会課題も大きくなっています。サステイナビリティ観光学部では、「循環型地域社会の形成」や「観光による地域の開発・価値創造」に注目。持続可能な社会づくりを研究する「サステイナビリティ学」と地域の経済・文化に影響を与える「観光」の両面から、21世紀の私たちにとっての不可避な課題に取り組んでいきます。
観光学の国際的な教育・研究連携のネットワークの一員に。
国連世界観光機構(UNWTO)の関連組織であるUNWTO Themis Foundationが実施する観光教育機関向けの認証制度、UNWTO.TedQual(Tourism Education Quality)の認証を取得しました。
ミッション
サステイナビリティ観光学部は、「自由・平和・ヒューマニティ」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」というAPUの基本理念の下に開設される。本学部は、持続可能な社会と観光に関わる現代的な課題や地球規模の問題を解決するために学術的知識と革新的な研究に取り組む学問的実務家:Scholar-Practitionerのコミュニティを目指す。
人材育成の目的
サステイナビリティ観光学部は、社会学を基盤としたカリキュラムおよびキャンパス内外における様々な社会の活動主体と協働した学びを通じ、社会と地域について学問横断的に理解し、持続可能な社会の形成と観光に関する基礎的・専門的知識を修得し、論理的・批判的な思考、定性的・定量的な分析、問題解決および異文化環境におけるコミュニケーションや協働の力を身に付けることで、様々な社会課題に対処でき、世界市民としての責任感に基づいて行動できる人材を育成することを目的とします。
学部長メッセージ
サステイナビリティ観光学部 学部長
李 燕 教授
変化が加速する現代社会を生きるためには、あらゆる状況に対応できる力を身につける必要があります。それは考える力であり、行動する力であり、多様な他者と協働する力でもあります。本学部は現代国際社会を生き抜く力を鍛えるカリキュラムになっています。ぜひ本学部で学び、「APUで学んだ人たちが世界を変える」を実現してください。
学問的実務家を育む、
現場での実践重視の学び。
サステイナビリティ観光学部の教育は、国内外の現場での「課題解決型学習」を多く取り入れた実践重視の学び。持続可能な社会と観光に関わる専門理論とその実践力を併せ持つ、「社会のイノベーター」「観光コンテンツのプロデューサー」を育成します。
基礎を築き、理論を纏い、
実践で磨く
9つの専門領域からなる
専門科目群
共通教育科目カリキュラム
1回生 | 2回生 | 3回生 | 4回生 | |||
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言語教育科目 | 英語ST(スタンダードトラック) |
英語初級AB、英語準中級AB 英語中級AB、英語準上級AB ホスピタリティ・観光の英語、英語コミュニケーション・スキル |
ピジネス英語A 英語ディスカッションとディベート、ジャーナリズムのための英語 英語検定試験対策講座Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
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英語AT(アドバンストトラック) | 英語上級1A・1B、英語上級2A・2B | ビジネス英語B、英語小説講読、メディアのなかの英語、TESOL | ||||
日本語 |
日本語初級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、日本語中級、日本語中上級、日本語上級 日本語・日本文化、日本語・日本社会、日本語教育のための日本語学 |
漢字・語彙スキルアップ、自己表現のための日本語 日本語コミュニケーションスキル |
日本語教授法 | キャリア日本語 | ||
AP言語 |
中国語Ⅰ・Ⅱ・ⅢA・ⅢB、言語グローバルラーニング(中国語)A・B 韓国語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、言語グローバルラーニング(韓国語)A・B マレー・インドネシア語Ⅰ・Ⅱ・ⅢA・ⅢB、 言語グローバルラーニング(マレー・インドネシア語) |
スペイン語Ⅰ・Ⅱ・ⅢA・ⅢB、言語グローバルラーニング(スペイン語) タイ語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、言語グローバルラーニング(タイ語)A・B ベトナム語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、言語グローバルラーニング(ベトナム語)A・B アジア太平洋言語入門 |
||||
共通 | 集中言語研修 | 特殊講義(言語教育科目) | ||||
共通教養科目 | APUリテラシー |
スチューデントサクセスワークショップ 多文化協働ワークショップ、平和・ヒューマニティ・民主主義 異文化間コミュニケーション入門 異文化フィールドワークⅠ・Ⅱ、多文化比較論 グローバルリーダーシップの基礎 |
海外学習デザイン、ブリッジプログラム アジア太平洋の言語、アジア太平洋の宗教、アジア太平洋の地理 アジア太平洋の文化と社会、アジア太平洋の歴史 日本の政治と社会、日本のポピュラーカルチャー 日本の歴史、日本国憲法、特殊講義(日本学) |
異文化間コミュニケーションの応用と実践 グローバルリーダーシップのためのスキルと実践 ソーシャルインパクトのためのグローバルリーダーシップ 茶道、華道、日本の伝統芸能 |
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学部専門入門 |
持続可能な開発入門、観光学入門、政策学入門 社会学入門、社会科学のための統計学、メディア学入門 国際関係論入門、比較政治学入門、政治学入門 世界経済とグローバル課題、経済学入門、基礎数学 |
上級数学 | ||||
世界市民基盤 |
法学、心理学、生命倫理、Alと社会、西洋哲学、中国哲学 西洋美術、近現代の科学技術 ネゴシエーションスキル 論理とクリテイカルシンキング |
キャリア形成のための自己分析 キャリア形成のための多様な視点 特殊講義(共通教養科目) ウェブデザイン、情報処理入門 プログラミング入門、情報リテラシー |
ウェルネス、メディア制作ラボ、インターンシップ キャリア形成のためのキャリア分野分析 Alとデータサイエンス、GIS入門 データベースシステム、 特殊講義(ICT) 情報システムプログラミング |
※上表でオレンジの科目は必修科目または選択必修科目です。
専門教育科目カリキュラム
1回生 | 2回生 | 3回生 | 4回生 | ||
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観光学分野科目 | 観光学 | 観光社会学、観光文化論、文化人類学、観光とメディア |
遺産観光論 観光経済学 |
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観光産業 |
ツーリズム・オペレーション、MICE産業論、 スペシャルインタレスト・ツーリズム、ヘルス&ウェルネスツーリズム |
観光地マーケティング | |||
ホスピタリティ産業 |
ホスピタリティ・オペレーション フード&ビバレッジ・オペレーション |
サービス・エクスペリエンス リゾート・マーケティング レベニュー・マネジメント |
|||
持続可能な社会分野科目 | 環境学 | 生物多様性 |
環境と社会、環境政策とガバナンス 環境経済学、環境教育、気候変動 |
公園と保護地域 | |
資源マネジメント | 環境汚染と防止 |
資源マネジメント エネルギーマネジメント |
循環型社会論 サステイナブルビジネス |
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国際開発 |
開発社会学・人類学、開発政治論 紛争と開発、国際開発協力 |
開発政策 開発と経済 |
|||
学部共通科目 | 地域づくり | サステイナブル都市開発と計画、レジリエント都市論 |
サステイナブルツーリズム、観光地開発と計画 農村開発と観光、都市デザイン |
コミュニティ開発論 | |
社会起業 | 経営学入門、会計入門、マーケティング入門 |
組織行動論 経営戦略 プロジェクトマネジメント |
ソーシャルアントレプレナーシップ NPO/NGO論 |
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データサイエンスと情報システム | インターネット技術とアプリケーション、GISとリモートセンシング |
ビッグデータ分析 システムモデリング 応用統計分析 ニューテクノロジーと未来社会 |
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特殊講義 | 特殊講義(専門教育科目) | ||||
アカデミック・スキル科目 | 社会調査法入門、質的分析技法 |
文献講読Ⅰ 文献講読Ⅱ |
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オフキャンパス・プログラム科目 | 専門実習、フィールド・スタディ | 専門インターンシップ | |||
演習科目 | 専門演習 | 卒業研究 | |||
最終成果科目 |
卒業プロジェクト キャップストーン |
※上表でオレンジの科目は必修科目または選択必修科目です。
現場での実践力に欠かせない
産学官連携の
リアルな社会課題解決型学習。
フィールドスタディ *過去の実績
- 「Heritage Tourism in Urban and Rural Landscapes」
(実習地:イタリア、スペイン) - 「国際機関の役割と活動」
(実習地:スイス、フランス、東京) - 「持続可能な地域の価値づくり:長野県飯田市における調査」
(実習地:長野県) - 「グローバル・リサーチ」
(実習地:上海、ソウル、ストックホルム、バンクーバー)
機関・企業・地域との連携 *過去の実績
- 国際機関
(OHCHR, ILO, OECD, IEA, UNWTO, FAOなど) - 企業連携
(インターコンチネンタルホテル、杉乃井ホテル、日本航空、全日空、大分合同新聞社、大分銀行など) - 地域連携
(大分・別府、国東世界農業遺産、北九州、佐賀県有田町、阿蘇くじゅう国立公園・環境省など)
多様性と実践⼒を持つ教員。
経済協⼒開発機構(OECD)や国連世界観光機関(UNWTO)、 ⽇本政府・⾃治体等での豊富な経験と、それぞれの学術分野での国際的なネットワークを持つ教員が、12 の国と地域から集っています。多様なバックグラウンドと実践力を持つ教員が、「サステイナビリティ観光学部」の9つの専⾨領域に対応する、幅広い学びを全⾯的にサポートします。


木村 力央(キムラ リキオ)
専門分野:コミュニティ開発、組織開発、国際開発、NGO, 社会的企業、教授法、成人学習、カンボジア
主な担当授業:開発社会学・人類学、コミュニティ開発論
木村 力央


JONES Thomas Edward(ジョーンズ トマス エドワード)
専門分野:ネイチャーベースドツーリズム、自然保護区域
主な担当授業:国立公園と保護地域、環境と社会
JONES Thomas Edward


NISHANTHA Giguruwa G.D.(ニシャーンタ ギグルワ)
専門分野:データサイエンス、教育工学、ソフトウェア
主な担当授業:AIとデータサイエンス、インターネット技術とアプリケーション
NISHANTHA Giguruwa G.D.


MEIRMANOV Serik(メイルマノフ セリック)
専門分野:公衆衛生学、健康科学、健康とウェルネスツーリズム
主な担当授業:ヘルス&ウェルネスツーリズム、心理学
MEIRMANOV Serik


DIMACHE Alexandru(ディマーチェ アレクサンドル)
専門分野:教育観光、遺産観光
主な担当授業:スペシャルインタレスト・ツーリズム、観光とメディア
DIMACHE Alexandru
APS
アジア太平洋学部
アジアから世界を変える、
「実学」を身につけた人材を育成。
複雑に絡み合う世界の諸問題の解決策を導けるよう、アジア太平洋地域を中心に「政治学」「社会学」「経済学」をベースに、「国際関係」「文化・社会・メディア」「グローバル経済」という3つの学修分野を横断して学び、広い視野と柔軟な思考を鍛えていきます。さらに現地を訪れてのフィールドワークなどの実践的な学びを強化し、国際社会で真価を発揮できる「実学」を身につけた人材を育成していきます。
ミッション
アジア太平洋学部は、激動する21世紀の地球社会のパラダイム変革をリードし、アジア太平洋地域をその中核とする研究・教育を通じ、地球社会の持続的な発展のための、様々な問題の解決、国家や地域を超える新たな価値観の創出、多様性の尊重にもとづく共生の実現に寄与します。
人材育成の目的
アジア太平洋学部は、アジア太平洋を含む世界の持続的発展と共生に貢献できる人を育成します。本学部の教育は、発展著しいアジア太平洋地域を出発点として、世界の多様な政治、経済、社会、文化等に関する総合的な理解にたち、人文社会科学に関する基礎的および専門的知識を修得し、言語・コミュニケーション能力、問題解決能力を涵養します。
学部長メッセージ
アジア太平洋学部 学部長
佐藤 洋一郎 教授
2023年、アジア太平洋学部は新たな高みを目指します。キャンパス環境に育まれる「国際性」、多彩な学びから得られる「多様性への理解」や「共感力」など、開学以来の教学目的はそのままに、社会科学の中核をなす3つの学修領域を体系的に学べる新カリキュラム、キャンパス外での学習機会を通じ、高い専門性を持ち世界的に活躍できる人を育てます。
3つの学修分野の学びを
最大限に高める学び方。
アジア太平洋学部では、リサーチやディスカッション、プレゼンテーションを通じて、課題を解決する道筋を学生自らが考えるスタイルを重視。アジア太平洋地域の諸課題を解決する際に必要となる専門知識を獲得するほか、「集中」「拡散」「回遊」「実践」という学び方を通じて、学生に「実学」を身につけさせていきます。
「政治学」「社会学」「経済学」を横断的に学ぶ、
3つの学修分野
学びを最大限高める
4つの学びのサイクル
APM
国際経営学部
世界を変えていく、
グローバルなビジネスリーダーを育成。
新型コロナウイルスの流行や国際紛争の勃発により、世界は前例のない様々な問題に直面しています。国際経営学部ではこのような社会をビジネスの力で変えるリーダーの育成に注力しています。様々な国際認証に裏付けられたアジア太平洋地域における多様でインクルーシブな学びの中心として、ビジョンドリブン・ミッション指向的なビジネススクールとして更なる進化を目指しています。
国際経営学部、大学院(経営管理研究科)あわせて2つの国際認証を取得しています。また、2021年5月より、PRME(Principles for Responsible Management Education:責任ある経営教育のための原則)コミュニティに参加しました。APUは日本でPRMEコミュニティに参加している3校のうちの1校となっています。
ミッション
世界中で通用する能力をもち、社会的責任を自覚しているリーダー、すなわち、さまざまな形で繋がり合い、変化し続ける世界で活躍でき、インクルージョンや持続可能性の向上を目指した行動を起こすことができるリーダーの育成につながる文化の融合を生み出すことです。
人材育成の目的
国際経営学部は、社会的責任感にあふれ、世界を舞台に活躍できる(ビジネス)リーダーを育成します。
学部長メッセージ
国際経営学部 学部長
ALCANTARA Lailani L. 教授
アルカンタラ ライラーニ ライネサ(フィリピン出身)
At APM, you will study business in an unparalleled diverse environment that gives you unique opportunities to grow personally and professionally. You will deepen your knowledge on business; cultivate leadership, entrepreneurship, and global skills; and develop appreciation for diversity and inclusion by tackling business, environmental, and societal challenges together with people across the globe. Join APM and become a force for good in your career.
実践で磨き深める、
世界水準のビジネススキル。
国際経営学部では、実践と経験を重視した3つの教育手法を通じて、起業やビジネス運用など4つの学修領域を統合。特に企業の実課題の解決に取り組むキャップ・ストーンなどを通じて、国際スタンダードなビジネススキルを修得していきます。
4つの学修領域を統合していく
3つの教育手法
UNIVERSITY-WIDE LEARNING
新しいAPUの学び
(全学共通)
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