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国立陽明交通大学(台湾)と包括連携協力協定を締結

連携事業

2025/07/11

2025年7月3日、立命館アジア太平洋大学(APU)は台湾・新竹市にある国立陽明交通大学(NYCU)と、「ハイテク分野における多文化マネジメント人材の育成」を目的とした包括連携協力協定を締結しました。

本協定は、APUにとって初となる先端技術分野の大学との包括的な連携であり、理系学部を持たないAPUが、半導体をはじめとするテクノロジー分野への理解を深める大きな契機となります。

近年、産業界の国際化が加速する中、専門的なスキルに加えて、異文化や宗教、慣習などへの理解を持ち、柔軟に対応できるマネジメント人材の育成が世界的に求められています。とりわけテック業界では、技術者のみならず、多文化環境で活躍できるビジネス人材の不足が指摘されており、ハイテク分野における多文化マネジメント人材の育成に期待が持たれます。

当日は、今後の具体的な連携に向けたディスカッションも行われ、両大学の教育連携のあり方や、NYCUが強みとする半導体関連教育との協働の可能性、さらには今後の人材育成の方向性について意見が交わされ、NYCU関係者との間で活発な対話が行われました。

協定に基づく主な連携内容:
  • 教職員および研究者の相互交流
  • デュアルディグリープログラムの検討(両大学の学位を同時取得)
  • 共同研究や講義、シンポジウムの実施
  • 半導体に関する基礎知識講座での協力
  • ハイテク産業における国際経営人材の共同育成
  • 双方が合意するその他の学術協力の推進

今後、APUとNYCUは、それぞれの強みを活かしながら、アジア太平洋地域および世界をリードする次世代人材の育成を目指し、連携を深めていきます。



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