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2025年春入学式

学生生活|イベント|SDGs

2025/04/17

2025年4月1日、APUキャンパスで春の入学式を挙行し、59ヵ国・地域からの1082名が、新たにAPUの一員となりました。入学者数は36カ国・地域出身の学部生1061名(国内学生769名、国際学生292名)、14カ国・地域出身の大学院生21名(全て国際学生)です。なお、交換留学生・科目等履修生の受け入れ数は、32カ国・地域出身の162名(国内学生32名、国際学生130名)です。

当日は、入学式に合わせて「新入生歓迎イベント」も開催しました。ゼミでの研究を紹介するポスターセッション、在学生と交流できる企画、記念撮影用のフォトスポット、APUならではの多国籍なパフォーマンスや花火などの特別企画を開催し、新入生が楽しむ様子が見られました。

式典では、米山裕学長が祝辞を述べ、「APUという環境――授業、先生たち、課外活動、教室・グリーンコモンズ、図書館などの設備――を思う存分活用して、新しい自分を発見してください。どんどん新しいことに挑戦して、今日の皆さんが想像できないような『世界を変える人』になってください。皆さんのAPU生としての成長は、今日始まるのです。」と激励しました。

―――学長からのメッセージの全文はこちらでご覧いただけます―――

来賓あいさつでは、別府市長 長野泰紘様が「ぜひ、地域に出て、多様な人々と触れ合ってください。それが自分自身への刺激になり人生の糧になります。」と新入生を激励しました。

各学部、各研究科から1名ずつ選出された新入生代表は、それぞれの挨拶で大学生活への抱負や決意を述べました。

アジア太平洋学部 糸川明日香さん(1回生、日本)は、社会の生きづらさを抱える人々を支えるコミュニティの力に気づき、「誰も取り残されない社会」を実現する夢を語りました。多様な経験と人々のつながりが未来を切り拓くと信じ、APUでの挑戦を通じて仲間とともに無数のドットをつなぎ、世界をよりよく変えていく決意を述べました。

アジア太平洋研究科のTsai Chi Yunさん(博士前期課程1回生、台湾)は、APUでの議論や実践的な取り組みを通じ、世界的課題に対する解決策を模索し、卒業後は国際機関や政府で包括的な政策立案に貢献したいという抱負を語りました。挑戦し続けることの重要性を強調し、仲間とともに成長し、影響力のあるリーダーへと歩みを進める決意を述べました。

国際経営学部 吉田航佑さん(1回生、日本)は、不登校からの再登校を経て、努力と支えの大切さを学んだ経験を語りました。APUでの挑戦が世界へとつながる一歩となることを信じ、成長を通じて希望を示したいと誓いました。

経営管理研究科のAGOOR Gifty Delbright M.さん(1回生、ガーナ)は、グローバルリーダーを育成するというAPUのミッションに惹かれて入学を決意しました。発展途上国出身者として、APUの環境が自身の地域経済に貢献するための学びの場となると考えており、多様性を尊重しながら共に成長することの重要性を強調しました。

サステイナビリティ観光学部の前田みのりさん(1回生、日本)は、マラウイの女性への支援活動を通じ、持続可能な社会の実現には地域の自立が必要だと痛感したことから観光に注目したという経験を語りました。APUで多様な価値観を学び、協働し、変化を受け入れる力を育む決意を語りました。

各学部の在学生代表も、新入生を温かく歓迎しました。
アジア太平洋学部のIDOS John Rey Sadangさん(3回生、フィリピン)は、常に「考える前にとにかくやってみろ」と自分に言い聞かせ、コンフォートゾーンを抜けて様々な課外活動やボランティア活動に参加してきた経験を語りました。新入生に向けて、新しい冒険を楽しみながら、それぞれのAPUストーリーを創ってほしいとエールを送りました。

国際経営学部のJHA ASHMIさん(3回生、インド)は、自身の経験をもとに、APUでの学びが単なる教育ではなく、冒険であることを語りました。多様な文化の中で広がる可能性に目を向け、失敗を恐れずにまず挑戦してほしいと新入生に呼びかけました。

サステイナビリティ観光学部の小溝柊汰さんは(3回生、日本)は、STでの学びを活かし、学生団体を立ち上げてフードバンク活動に取り組んできた経験を紹介しました。そして、仲間と共に挑戦を積み重ねる大切さを語り、新入生にも行動を起こすことの重要性を伝えました。

各学部・研究科の入学式典の様子は、下記よりご覧いただけます。

アジア太平洋学部・アジア太平洋研究科:こちら
国際経営学部・経営管理研究科:こちら
サステイナビリティ観光学部:こちら



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