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APUで最も注目の賞ー安藤百福名誉博士栄誉賞・奨励賞の受賞者決定ー

受賞

2025/07/11

2025年6月に安藤百福名誉博士奨励賞及び栄誉賞の公開審査が行われました。この賞は、日清食品ホールディングス株式会社の創業者である、故安藤百福立命館大学名誉博士のご厚意により設置され、その後、同社のご協力のもと運営されてきた奨学金です。奨励賞は5セメスター生を、栄誉賞は2025年9月の学部卒業予定者を対象とし、学業成績が優秀で人格識見に優れ、諸活動においてもリーダーとして顕著な成果を修め、将来アジア太平洋時代のリーダーになることが期待される学生に対し、支援と激励を行うことを目的としています。奨励賞の受賞者は奨励金50万円を受給し、栄誉賞の受賞者は奨励金100万円の他に、学部学生の代表として学位授与式の壇上であいさつをするという名誉が与えられます。

「安藤百福名誉博士栄誉賞・奨励賞についてはこちら」

公開審査には、厳正な一次審査を通過した学生がファイナリストとして臨み、二次審査では「APU在学中に取り組んだ学業・課外活動のいずれか⼜は両⽅を⽰す活動をひとつ挙げ、そこから⾝につけたものを将来どのように活かして社会貢献するか」について動画によるプレゼンテーションを行い、その後日英両言語での質疑応答に挑みました。

栄誉賞の公開審査には、日清食品ホールディングス株式会社 総務部課長 鈴木暁氏がオブザーバーとして学生たちに激励の言葉とご講評をくださいました。

奨励賞と栄誉賞それぞれ4名のファイナリストが公開審査に臨み、その中から栄えある受賞者が選ばれました。

栄誉賞受賞者

Felicia Angelica Hartono(国際経営学部4回生、インドネシア出身)

学⽣主導のビジネスケースコンペティションを企画・運営するORCA の共同設立者としてその活動をけん引してきた実績を持ちます。その活動を通して、言語や学年、国の違いなど様々な障壁を超えたインクルーシブな環境を作り、APUコミュニティ全体に影響を与えてきた点が高く評価されました。卒業後はAPUで培った知識とビジョンを活かして、ESGの要素をビジネスに取り入れる支援など、ファイナンスの取り組みで社会に貢献することが期待されます。

奨励賞受賞者

小溝 柊汰(サステイナビリティ観光学部3回生、日本出身)

食品ロスの削減と食支援を目的としたフードバンク活動に強い情熱を持ち、継続的に取り組んできた実績があります。サステイナビリティ観光学部での学びを深めるとともに、地域の課題をフードバンク活動を通じて発見し、その解決に貢献してきた点が高く評価されました。今後も、強い信念と明確なビジョンを持ち、それを実行に移す力を備えたリーダーとしての活躍が期待されます。

Hsu Latt Nandar(国際経営学部3回生、ミャンマー出身)

APU入学後、苦手意識を克服し、積極的にTA(ティーチング・アシスタント)やFLAG(新入生オリエンテーション学生スタッフ)の活動に参加することで、コミュニケーションスキルを着実に伸ばしてきました。将来はIT分野において起業し、ミャンマーの次世代の若者に雇用の機会を創出するという明確なビジョンを持ち、学業を通じて培った知識によってその実現に向けた説得力を備えている点が高く評価されました。今後は、日本とミャンマーをつなぐ架け橋としての活躍が期待されます。



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