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教育プログラム|学生生活|連携事業
2025/04/25
2025年4月8日(火)、課題解決型学習プログラム「New Tourism Hub」に参加した学生らが、ホーバークラフトの船内で放映するために制作した映像を発表しました。
「New Tourism Hub」は、立命館アジア太平洋大学とオリックス不動産、杉乃井ホテル&リゾートが2021年に締結した「友好交流に関する協定」に基づき、企業とAPUの学生がともに地域の観光課題解決をはかる学習プログラムで、将来の観光産業を担う人材の育成と地域活性化を目的としています。2022年、2023年には別府温泉杉乃井ホテルで異文化体験イベントを開催しました。今回の取り組みは、2024年8月に始動し、4グループに分かれた学生チーム4組が動画構成案のプレゼンテーションを行い、2グループが審査で選出されました。
一連の活動のフィナーレとなる今回は、選ばれた2グループの学生がプロのクリエイター監修のもと実際に撮影・編集・出演を行い制作した3分間の映像をそれぞれ発表しました。動画の審査を、オリックス不動産、杉乃井ホテル&リゾートのほか、サポート企業である日本航空株式会社、大分第一ホーバードライブ株式会社、株式会社JTBの計5社の幹部らが行いました。
動画を制作した学生の一人は、「自身が別府で感じた人の温かさをどう映像で表現するか、また3分間という時間内でどのように効果的に伝えるかという点に難しさを感じた」と今回のプロジェクトの感想を述べました。
審査員からは「2グループがそれぞれ違った視点から別府の魅力を伝えている点が興味深かった」とのコメントや、「皆さんが今回のプロジェクトで学んだ1つひとつ課題に向き合い、解決していくという経験を、ぜひ今後の学生生活や社会人生活に活かしてほしい」との激励の言葉が寄せられました。
締めくくりに、オリックス不動産の似内隆晃社長が「今回の取り組みで2022年から3年間行ってきた本プログラムはひと段落を迎えるが、多くのサポート企業の皆様に支えられ無事に行えたことへお礼を申し上げます」と挨拶しました。
また米山裕学長は「学生が貴重な経験をする機会となった本プログラム にご協力くださった皆様に感謝申し上げます。今後もAPUは企業・自治体の皆様と連携することで、日本や世界をより良い方向に変える存在のひとつとして、社会に貢献していきます」と述べました。
今回制作した動画は、ホーバークラフト船内のモニターで4月中旬より放映されるほか、大分空港や別府市役所、YouTubeでもご覧いただけます。