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来学者|イベント
2025/05/26
2025年5月10日(土)、APUを舞台にした短編映画「Veil」の舞台挨拶付きプレミア上映会をAPU内で行い、約200名の観客が来場しました。 舞台挨拶では、監督の萩原健太郎さん、主演の夏生大湖さん、教員役の毎熊克哉さん、留学生役のジェシー・プリシラさんが登壇し、撮影時のエピソードやAPU・別府に対する印象を語りました。
萩原監督は映画について、日本では外国というと欧米の国を想像しがちだが、今回の映画では欧米以外の多様性を表現したかったと語り、多様なバックグラウンドを持つ学生が共に学ぶAPUは撮影地にぴったりだったと述べました。また萩原監督は、本作品のテーマとなる無自覚な差別「マイクロアグレッション」について、相手の気持ちやバックグラウンドなど、見えない部分は”Veil“に包まれている感じがするが、想像力をもって考え、接していくことが重要だとコメントしました。
上映会の最後には、テーマソングを歌うアーティストのLeinaさんがサプライズで登場し、主題歌「Veil」を美しい歌声で初披露しました。観客から送られた声援に登壇者がハートマークを作って応えるなど、会場はアットホームな雰囲気、盛り上がりを見せました。
映画は、別府市を舞台に日本屈指の映画監督がリレー方式で、それぞれのオリジナル短編映画を制作する「別府短編映画プロジェクト」の第6弾として制作されました。萩原監督がAPUを舞台とした脚本を書き上げ、2024年5月にキャンパスで行われた撮影には、有志の学生約20名がキャスト・制作スタッフとして、約100名の学生や教職員がエキストラとして関わりました。
作品はAPUでのプレミア上映後、別府市のミニシアター「別府ブルーバード劇場」にて上映されています。