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学生生活|イベント
2024/10/10
2024年9月20日、APUキャンパスで秋の入学式を挙行し、63ヵ国・地域からの590名が、新たにAPUの一員となりました。入学者数は48カ国・地域出身の学部生509名(国内学生44名、国際学生465名)、41カ国・地域出身の大学院生81名(国内学生3名、国際学生78名)です。なお、交換留学生・科目等履修生の受け入れ数は、33カ国・地域出身の119名(国内学生11名、国際学生108名)です。
当日は、入学式に合わせて「新入生歓迎イベント」も開催しました。ゼミでの研究を紹介するポスターセッション、在学生や卒業生と交流できる企画、記念撮影用のフォトスポット、APUならではの多国籍なパフォーマンスや花火などの特別企画を開催し、新入生が楽しむ様子が見られました。
式典では、最初に学校法人立命館 仲谷義雄総長から祝辞が述べられ「これからの時代は、いままで以上に変化が激しく、何をもって正解とするか判断が難しい世界になるでしょう。そこで大切なことは、未来への意志を持つことです。失敗を恐れず、これまでの常識や枠組み、固定観念にとらわれることなく、むしろそれを疑い、未来のあるべき姿を探求する、皆さん一人ひとりの意志ある挑戦を大いに期待しています。」と歓迎しました。
続いて、米山裕学長が祝辞を述べ、「学びと成長、発見の機械にあふれる旅が、いよいよ今日から始まります。APUには多様性に富み、活発な学習環境があります。このキャンパスは皆さんにとって大変刺激的で、成長できる場であると信じています。」と激励しました。
―――学長からのメッセージの全文はこちらでご覧いただけます―――
来賓から、大分県の佐藤樹一郎県知事、校友会代表で国際連合人権高等弁務官事務局に勤めるMorse Caoagas Floresさん(アジア太平洋学部 2006年卒)が、祝辞を述べられました。
在校生を代表して、Muhammad Ajnas Ahmedさん(国際経営学部 4回生、インド)が挨拶し、自身の学びや課外活動での経験を含めながら、新入生に大学生活をより有意義に過ごすためのアドバイスを送りました。大学での1年目は挑戦することで、失敗や成功の体験から自分の強みと弱みに気づくきっかけがあることに触れ、「2年目と3年目は弱点の改善と強みの強化に集中してください。物事をなすペースは人それぞれで、焦らず大学生活を楽しんでください」と述べました。
Saboor Abdulさん(アジア太平洋学部、パキスタン出身)が新入生学部代表挨拶を行い、国際関係と外交政策の専門家になる夢に向かって、紛争解決について学びたいと抱負を述べました。「私たちには世界をより平和で豊かな場所に創り変える力があることを忘れないでください。共感と勇気をもって、真の変化を起こすための取り組みを率先して行うことです。より平和で結束した世界の実現を目指して、私たちが互いの違いを強みに変え、現況に挑戦することが求められているのです。この美しい道を皆さんと一緒に歩んでいくことを楽しみにしています。」と新入生に呼びかけました。
新入生大学院代表挨拶は、Ramsharma Kalpanaさん(経営管理研究科、インド)が行いました。APUの学部を卒業し、社会人経験を経てAPU大学院に入学したKalpanaさんは、これまで自身の挑戦やそれを支えてくれた方々に感謝を述べました。さらに、不寛容や差別、貧富の差など世界の問題に触れ「私たちの考え方、行動の仕方、リーダーシップのあり方が変革される必要があります。世界は動く必要があるのです。APUは皆さんを将来へ向かって飛び立たせるスプリングボード(飛び板)です。」と力強く述べました。
式典当日の映像はこちらのYouTubeでご覧いただけます。