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1回生全員が履修する1回生演習科目「スチューデントサクセスワークショップ(SSW)」、「多文化協働ワークショップ(MCW)」と「グローバルリーダーシップの基礎(FGL)」には Teaching Assistant (TA) が配置されています。これらの科目に従事する TA は、資料配布や出席管理だけではなく、小グループに対する演習指導、グループワークへの支援や介入、レポートやプレゼンテーションに対する指導などを行います。
APU では年間約300名の初年次科目 TA・FGL TA が活躍しています。TA が授業運営を行うのはAPU の特色であり、TA はより受講生に近い立場で、対話やフィードバックを行うことができます。
SSW は大学で主体的に学び、問うことができるようになることを「学生の成功(スチューデントサクセス)」と捉え、新入生が学生としての成功を実現することを支援する科目です。授業は教員による全体への講義と、小クラスに分かれて行うワークショップの組み合わせを基本としています。TAはワークショップをファシリテート(進行)し、グループワーク補助、レポート作成のアドバイスなど受講生の学習サポートを行います。
MCW では、文化的背景の異なる人同士が協同で作業を行う場面で必要となる異文化コミュニケーションおよび多文化協働に関する基本的なスキルや態度を1回生のうちに身につけることを目指します。大教室で行われる言語基準別の講義と、小教室で行われる言語基準混合のワークショップの組み合わせを基本としています。TA は教案に沿って、小教室で授業を行います。また、MCW には TA をリード・サポートをする LTA(リーダーTA)もいます。
FGL では、リーダーシップのモデルを学び、「世界を変える人」へと成長するためのグローバルリーダーシップを身につけることを目標としています。日本語開講クラスと英語開講クラスのミックスグループを作り、協働作業を行う時間もあります。TA は、教員の指導の下、6名程度で構成されるグループを2グループ担当し、APU の大学生活における様々なケーススタディをもとに、グループワークやディスカッションの補助を行います。
初年次 TA は受講生の学びをサポートするだけではなく、自己成長の場でもあります。初年次 TAを経験することで以下のような力を得ることが期待されています。
セメスター開始前、中間、終了時には研修が行われます。研修では授業内容の確認、チームビルディング、TAとしての態度形成などを行います。 また毎授業事前・事後ミーティングを行い、授業の振り返りや翌週の準備を行います。問題点など を共有し解決策についてみんなで話し合いを行います。