学部・大学院

日本語教育

日本語プログラムでは、APUの人材育成のビジョン(APU2030:APUで学んだ人が世界を変える)に寄与するため、日本語教育を通じて、①日常生活から専門分野の学びまで、様々な状況において必要な日本語運用力、②他者との効果的な協働に必要な異文化間能力、③学びを深めたり広げたりするため、及び効果的に学び続けるために必要な自律学習能力、を養うことを目指しています。また、各コースでは多様な学習リソースを活用するとともに、APUの多文化環境を活かしたペア・グループワークやディスカッション、プレゼンテーション等を取り入れることで、上記の能力を実践的に養います。

図1 日本語プログラムのコース図

プレイスメントテスト英語基準学生
必修科目
選択科目
01 03 04 05 06 07
初級Ⅰ・Ⅱ
初級Ⅲ
中級
中上級
上級
キャリア日本語
日本語・日本文化
02
初級Ⅱ
漢字・語彙スキルアップ
日本語・日本社会
日本語コミュニケーションスキル
自己表現のための日本語
日本語イマージョン
日本語教育のための日本語学
日本語教授法
日本語基準国際学生

APUの学生の日本語のレベルや日本語学習に対するニーズは様々であることから、それに応えられるよう上記のコースを提供しています。英語基準学生の場合、入学後にプレイスメントテストを受け、判定されたレベル(図1の01-07のいずれかのレベル)から学習を開始します。例えば、日本語ゼロレベルの学生の場合、初級Ⅰ、Ⅱ(図1の01レベル)から日本語学習を開始します。また、日常場面で求められる基礎的な日本語力を身に付けるため、中級コースまでが必修で、中級修了後からレベルや目的に応じたコースを選択できるようになります。ゼロレベルで日本語学習を開始した場合、最短6セメスター目でキャリア日本語、日本語・日本文化、日本語教授法等、といった最も高いレベルのコースで学習できるようになります。このレベルまで到達すると、アカデミックな活動や就職活動等の様々な状況に対応できる言語活動ができるようになります。
一方、日本語プログラムでは、日本語基準の国際学生に対してもコースを提供しています。ただし、日本語基準の国際学生の場合は、図1の07レベルで提供されているコースのみを取ることが可能です。

また、日本語を学ぶ学生はSALCを活用することができます。SALCでは様々な教材の提供に加え、個別のチュータリングセッション、交流イベント等の運営をしています。学生はそうした様々なリソースや場を活用し、自身が設定した目標に向け、学習を進めていくことができます。

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