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教育プログラム|連携事業|SDGs
2025/07/28
2025年7月11日(金)、立命館アジア太平洋大学(APU)にて、サステイナビリティ観光学部・須藤智徳教授の授業「持続可能な開発入門JA」の一環として、「第4回 産官学連携ブレインストーミング for SDGs」が開催されました。
本企画は大分トヨペット株式会社、株式会社サンリオエンターテイメントと須藤教授の協働で、大分や日本、そして世界の将来を、世代を超えて考えることを目指し、本授業の受講生約140名のほか、高校生や自治体、県内企業等などからおよそ40名のゲストが参加し、合計およそ180名の規模で産官学連携によるブレインストーミングを実施しました。
授業の冒頭では、ゲストを代表して3名の方からご挨拶をいただきました。まず、大分県土木建築部 部長 小野克也氏からは、「2050年の未来をどのように創っていくのか、若い皆さんの意見を参考にしながら、次世代につながる議論ができることが楽しみです」とのメッセージをいただきました。
また、大分トヨペット株式会社 代表取締役社長 與縄裕二氏からは、「弊社も車やモノを提供する会社から、“安心で快適なモビリティサービス”を提供する会社へと進化しようとしています。スマイル(笑顔)とハッピー(幸せ)にあふれる大分の未来につながるような、前向きな議論ができることを心待ちにしています」と、学生たちとの実りある対話に期待を寄せました。
さらに、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長 小巻亜矢氏からは、「SDGsの17番目の目標 “パートナーシップで目標を達成しよう”が、まさに今日この場で、産官学で実現されていると感じます。世界や自分の未来に目を向け、希望と共に、自分たちが創っていく責任も感じてもらえたら嬉しいです。」と学生たちに語りかけました。
本イベントでは、学生とゲストが混成チームを組み、「私たちの望む未来」をテーマに意見交換を実施しました。国連のSDGs策定プロセスでも用いられた「ワールドカフェ」形式により、2050年の理想の世界像を描く議論が活発に行われ、各グループでは身近な地域課題から地球規模の社会課題まで幅広い視点から意見が交わされました。
参加した学生からは、「普段なかなか接することのない産業界や自治体の視点にふれることができ、新しい気づきがあった」、「2050年は私たち若者世代が日本や世界をリードする時代に入っていると思うので、今日のディスカッションをきっかけに、今後も何かできるのか考えていきたい」という声が聞かれました。また、SDGsカラーの衣装をまとったハローキティも、本ブレインストーミングの応援に駆けつけ、会場の雰囲気はさらに盛り上がりました。
「持続可能な開発入門JA」では、持続可能な開発の定義や考え方、歴史的背景、国内外の取り組みや実践的手法などを学び、課題解決に向けた応用力を養うことを目指しています。
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