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日韓国交正常化60周年を記念する行事をAPUにて開催

講演・シンポジウム

2025/07/23

日韓国交正常化60周年

2025年7月12日(土)、日韓国交正常化60周年を記念する行事がAPUにて開催されました。

駐福岡大韓民国総領事館が主催し、本学が後援した本行事は、未来の日韓関係を担う人材育成をテーマに、「第1部 パネルディスカッション」と「第2部 就職活動支援特別セミナー」の二部構成で実施されました。当日は学生や大学関係者を中心に、多くの参加者が集まりました。

第1部のパネルディスカッションでは、「日本における韓国語教育の現状」と「未来の韓国専門人材育成に向けた課題」という2つの大きなテーマのもと、6つの視点から活発な議論が行われました。モデレーターはAPU言語教育センター(CLE)の鄭鍾熙准教授が務め、パネリストとして福岡大学の朱炫姝准教授、西南学院大学の李康元助教、サステイナビリティ観光学部の轟 博志教授が登壇しました。会場にはAPUをはじめ、別府大学、日本文理大学の学生・教職員が集い、活発な意見交換が行われました。

また、駐福岡大韓民国総領事館からは呉盛鐸副総領事、姜昌求領事、金信権領事が来訪され、日韓の教育交流の現場に直接触れる貴重な機会となりました。

午後に開催された第2部の就職活動支援特別セミナーでは、日韓両国でのキャリアに関心のある学生を対象に、企業や団体の第一線で活躍する実務家による講演が行われました。KOTRA(大韓貿易投資振興公社)、JR九州、西鉄グループ、株式会社ふくやの各企業から登壇者をお招きし、事業紹介や韓国語スキルの活用事例、就職活動におけるアドバイスなどが紹介され、学生にとって実社会との接点を築く有意義な学びの場となりました。

本行事は、日韓の将来を担う次世代の育成と、実践的な教育の推進に寄与する重要な機会となりました。APUでは、今後もこのような地域・国際社会との連携を通じて、学生の成長と日韓の相互理解を支援してまいります。

2025年7月12日(土)、日韓国交正常化60周年を記念する行事の様子
2025年7月12日(土)、日韓国交正常化60周年を記念する行事の様子


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