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受賞
2024/12/20
2024年12月に安藤百福名誉博士奨励賞及び栄誉賞の公開審査が行われました。この賞は、日清食品ホールディングス株式会社の創業者である、故安藤百福立命館大学名誉博士のご厚意により設置され、その後、同社のご協力のもと運営されてきた奨学金です。奨励賞は5セメスター生を、栄誉賞は2025年3月の学部卒業予定者を対象とし、学業成績が優秀で人格識見に優れ、諸活動においてもリーダーとして顕著な成果を修め、将来アジア太平洋時代のリーダーになることが期待される学生に対し、支援と激励を行うことを目的としています。奨励賞の受賞者は奨励金50万円を受給し、栄誉賞の受賞者は奨励金100万円の他に、学部学生の代表として学位授与式の壇上で挨拶をするという名誉が与えられます。
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公開審査には、厳正な一次審査を通過した学生がファイナリストとして臨み、二次審査では「APU 在学中に取り組んだ学業・課外活動のいずれか⼜は両⽅を⽰す活動をひとつ挙げ、そこから⾝につけたものを将来どのように活かして社会貢献するか」について動画によるプレゼンテーションを行い、その後日英両言語での質疑応答に挑みました。
また、栄誉賞の公開審査には日清食品ホールディングス株式会社より総務部課長 市川文登様がオブザーバーとしてご参加くださり、審査会の最後には学生たちに激励の言葉とご講評をくださいました。
奨励賞と栄誉賞それぞれ4名のファイナリストが公開審査に臨み、その中から栄えある受賞者が選ばれました。
多くのビジネスコンペティションへの参加や、インドウィーク代表就任といった学生経験を活かし、「GENECT(ジェネキト)」という高齢者とAPU学生をつなぐ地域交流団体を設立しました。その継続的かつ献身的な取り組みは別府市からも表彰を受けるなど、顕著な実績として高く評価されました。将来は、これまでのAPUでの学びと実践を生かし、社会起業家として弱者に寄り添った社会貢献に取り組むリーダーとしての活躍が期待されます。
学業に励むとともに、アプリ開発コンテストや国際的なビジネスコンペティションなどにも積極的に参加し、大きな実績を残しました。またAPU在校生特命副学長としても活動し、その行動力、発信力、明確なビジョンが高く評価されました。将来はヘルスケア管理分野で社会に貢献するという目標を掲げ、そのリーダーとしての活躍が期待されます。
RAやTAとしての活動を通じて、コミュニケーション力やリーダシップを向上させ、これらを学業と両立させてきた努力が高く評価されました。また、将来は母国と日本の架け橋となることを目指し、環境問題の改善や地方活性化に貢献したいという強い信念をもっています。その親しみやすい人間性も強みとして、将来のさらなる飛躍が期待されます。