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フードバンク彩鳥が、環境省より「気候変動アクション ユース・アワード」を受賞

社会貢献|受賞|SDGs

2024/12/25

2024年12月2日、APUの学生団体「フードバンク彩鳥(いろどり)※1 」が、環境省が設ける「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」の「普及・促進部門」において、「気候変動アクション ユース・アワード」を受賞しました。「気候変動アクション環境大臣表彰」は、「気候変動の緩和(温室効果ガスの排出抑制対策)」および「気候変動への適応(気候変動の影響による被害の回避・軽減対策)」において顕著な功績を挙げた個人や団体をたたえるために、平成10年から毎年行われています。「フードバンク彩鳥」は、今年度の表彰で唯一の学生団体として受賞しました。「気候変動アクション ユース・アワード」は、ユース層の活動推進の観点から、未来の気候変動アクションを担うユース層の活動に対して奨励賞として贈られます。

フードバンク彩鳥は、学生主体で運営する日本で唯一のフードバンク団体※2です。2023年11月にAPUの支援制度「プロジェクトB」に採択されて以来、多くの人が日本の食品ロス問題を考えるきっかけとなること、必要としている人に食品を届けることを目指して活動を続けています。キャンパスや亀川地区で、フードバンクや企業から寄贈された食品を無償で配布する「フードパントリー」を開催したり、別府市内のこども食堂や福祉施設へ食品を提供したりするなど、活動の幅を広げてきました。

団体は活動開始から2024年9月までの11カ月間で5.6トンの食品ロス削減を達成し、活動への総参加者数は1,000人を超えました。これらの活動実績に加え、学生・地域の方々の食品ロス問題への意識向上による社会的意義が高く評価され、このたびの受賞につながりました。

代表 小溝柊汰さん(サステイナビリティ観光学部2回生)のコメント:

この度「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」において「気候変動アクション・ユースアワード」という名誉ある賞を受賞しました。私たちは食品ロスの削減と、必要としている人への食支援活動という、環境問題の解決と社会福祉への貢献という2つの目標をもとに活動していますが、このような形で活動を評価していただいたことは大変光栄です。この場をお借りして、日頃から活動をともにする仲間、活動を応援してくれる友人や教職員の皆さん、活動に協力していただいている亀川地区の皆さん、協力企業や団体など、これまで活動に関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。これからも活動の継続を大切に、全力で活動して参りますので、引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

※1 2024年10月に「フードパントリー彩鳥」から改名
※2 2024年11月15日時点で農林水産省のフードバンク活動団体一覧に掲載されるなかで唯一の学生団体。



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