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学生生活|講演・シンポジウム
2023/07/13
6月5日(月)~9日(金)の5日間にわたって東京都で開催された「日ASEANビジネスウィーク2023」において、SHERLY Budimanさん(国際経営学部3回生、インドネシア)とZIN WAI HTUNさん(アジア太平洋学部2回生、ミャンマー)が学生コメンテーターとして登壇しました。
「日ASEANビジネスウィーク」では、日本とASEANの友好協力のもと、ASEANと日本とが新たな未来を共に創るために、日ASEANの経済関係の方向性を、日ASEANの経済界を巻き込んで幅広く議論しています。
APU学生のふたりが登壇したのは、7日に開催された「課題解決・人材育成を通じたイノベーションの共同体を目指して」というセッションで、国内外で活躍されているビジネスパーソンに混じり、若者の代表としてそれぞれの視点から意見を述べました。
このセッションでは、以下の3点についてディスカッションが行われました。
(1)日本とASEANの共通の課題
(2)ASEANの多様性をどのように活用して、価値を創造できるか
(3)日本とASEANがどのように協力して「ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平性)・インクルージョン(包括性)」を最大化して、価値の創造につなげていくことができるか
SHERLYさんは「このような課題を議論するときに、一般化してその国の問題として捉えがちであるが、一つの国の中でもいくつもの文化が存在している。もっとミクロなレベルで見ることが重要」であると指摘し、ZINさんは3点目の課題に対して「マイノリティは無視される場合がある。全ての人の意見・見方を尊重し、それぞれの意見を尊重する必要がある」と意見を述べました。
他のパネリストからは、ASEANの優秀な人材が日本や日本企業で活躍するための課題や工夫、多様性のある人材を確保することのビジネスにおける有用性などの紹介がありました。またディスカッションの最後には、日本とASEANの官民が多くの共通の課題に対して、共に協力し取組み解決を目指していくことが確認されました。
日ASEANビジネスウィークの詳細はこちら
上記リンクよりアーカイブ動画の視聴が可能です。
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