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教育プログラム
2022/09/14
2017年度カリキュラムから国際経営学部4回生対象の必修科目となったキャップストーン科目「グローバルマネージメント(Capstone)」は、体系的な学びを促進する国際経営学部の履修構造の中で、4年間の学修の集大成となる科目です。授業は講師として企業の方を招いて行われ、各企業が抱える実際の課題を紹介していただき、国内学生と国際学生がチームを編成してその課題の解決策を考えるグループワークを行います。
2022年春セメスターは大分県の老舗調味料メーカーフンドーキン醬油株式会社(フンドーキン)に協力いただきました。第1回目の授業では、フンドーキンが2019年にアセアン事業を戦略的に展開することを目的として設立した株式会社AFCの事業概要や戦略をテーマとした講義を行い、学生たちは日本の伝統的な調味料を海外で展開する企業の戦略について理解を深めました。授業の最後に、今回のテーマとして、株式会社AFCの「2022年から8年後の、2030年に年売上目標6.84億円を達成できるようなビジネスプランを構築する」が発表され、学生たちはグループワークに取り組みました。
2022年7月21日(木)に最終授業が実施され、フンドーキンから取締役渉外部長およびAFC取締役 小手川武史氏を始め、オンラインでマレーシアからも4名の社員の皆さまが参加しました。プレゼンテーションには、Capstoneの2クラスから選ばれた代表4チームがそれぞれのプランを発表しました。
最優秀チームには、焼き鳥のたれを通じてマレーシア全土にフンドーキンを広める「YAKITORI大作戦」を提案したチーム「Judges」が選ばれました。また、ベストスピーカー賞には、衣装から準備をし、名ガイド役となって会場を盛り上げたSAJID Tahmid Bin P.さん(国際経営学部、バングラデシュ)が選ばれました。
最終コメントとして、小手川氏より「学生のレベルを超えた提案ばかりで驚きました。こちらも勉強になりました。しっかり学んだあとは、夏休みを多いに学生らしく楽しんでください」と激励しました。
優勝チームの「Judges」とSAJIDさんには、記念品としてフンドーキン醤油のセットが贈られました。