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APUと立命館大学国際関係学部のゼミが合同で国際人道法模擬裁判を競う

教育プログラム|学生生活|SDGs

2022/02/08

2022年1月8日・9日の二日間、アジア太平洋学部の平野実晴助教のゼミと立命館大学 国際関係学部の越智萌准教授のゼミが、合同で国際人道法模擬裁判大会を開催しました。立命館大学より7名、APUより20名の学生が参加し、国・地域、大学、学年を超えた学び合いの場となりました。

立命館大学の越智准教授は、今回の模擬裁判のテーマに関わる国際犯罪を専門とされており、ゼミとしても同模擬裁判・ロールプレイ大会へも出場されています。
国際刑事裁判所を舞台とした今回の模擬裁判では、架空のケースについて、学生が弁護と検察のチームに分かれ、国際刑事法や国際人道法の知識を駆使しながら、英語で舌戦を繰り広げます。今回の合同ゼミは、学び合いや交流を目的として、またAPUの学生が、国際犯罪を専門とする越智先生の胸を借りる形で学びを深めるために、企画されました。
平野ゼミからは、3回生が合同ゼミで模擬裁判に挑みました。また、4回生は、2021年度国際人道法(IHL)模擬裁判およびロールプレイ大会へ出場し、模擬裁判の部では準決勝へ進出、ロールプレイの部では優勝に輝いています。

合同ゼミに向けて、参加学生は対戦相手と裁判官に事前に提出する書面を作成した上で、口頭弁論のトレーニングを行ってきました。また、APU学生が事前に動画付きの交流サイトを作成し、立命館大学の学生を歓迎しました。
8日には、越智准教授とゲストの同志社大学博士課程の大西耕輔氏による「国際人道法と国際刑事法の接点」をテーマにしたリサーチプレゼンテーションや、APU学生企画によるアイスブレーキングなどの交流が行われました。
9日には、3回の模擬裁判が行われ、教員・ゲストをはじめ大会への出場経験のある4回生を含む学生が裁判官となり、白熱した議論が行われました。評価は教員、学生の投票によって行われ、得票の多かったチームに賞が与えられました。



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