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「Centre for Entrepreneurial Research and Innovation」のインターンシップにAPU生が参加

教育プログラム

2019/11/22

インターンシップは、学部生や大学院生に教室で学んだスキルと知識を実社会で応用する貴重な機会となります。

今年の夏、APUの2名の大学院生、ANTY Kannampilly Josephさん(経営管理研究科修了)とISLAM Muhammad Rofiqulさん(経営管理研究科修了)が、APUを卒業する前に、オーストラリアにある「Centre for Entrepreneurial Research and Innovation (CERI)*」でのインターンシップに参加しました。

インターンシップでは、CERIの支援をうけ設立したばかりの企業のプロジェクトに取り組み、商業化戦略と市場調査を行いました。また、立ち上げて間もないスタートアップ企業の財政分析の枠組みを考案しました。他には、起業家精神を養う2日間の教育プログラムへの参加も含め、CERIの教育モジュールを学ぶ機会も得ました。

左からCarolyn Williams氏、Islam Rofiqulさん、Joseph Kannampillyさん、Amy Oliveira氏、Michael Roelens氏

CERIのCEOであるCarolyn Williams氏は、ビジネスケース大会である「2018年グローバルビジネスケースチャレンジ」の審査員を務めるため、APUを訪れています。Williams氏は「APUを訪問した際、多文化環境で学ぶ才能あふれる学生の姿を見て、彼らとCERIコミュニティのファウンダーやイノベーターを結び付けたいという思いが生じました」「JosephさんとRofiqulさんがCERIでインターンシップを行ったことは、CERIコニュニティーの起業家にとっても有意義な経験になりました。知識の共有だけでなく、文化の結びつきもありました。親密な関係を築けたことで、世界規模でのビジネス創造の可能性が生まれました。このことはCERIとAPUが将来のグローバルリーダーを輩出することへと結びつくでしょう」と話しました。

CERI ExpoでのIslam Rofiqul さん (左) とJoseph Kannampillyさん (右)

ISLAM Muhammad Rofiqulさんは「CERIでのインターンシップでは、多くの才能ある起業家、メンター、創業してから間もないスタートアップ企業を成長させ事業を加速する仕組みのファシリテーターと接することができ、CERIでの経験は一生の財産になりました。このようなインターンシップはビジネススクールの学生が、ビジネスの課題に自らの知識を使ってチャレンジすることを後押ししてくれます。起業や企業の問題解決に興味のある学生に向いています。将来にわたって、このインターンシップがAPUとCERIの双方にとって価値あるものになればよいと思います」と話しました。

CERIでインターンシップを行うJosephさん

ANTY Kannampilly Josephさんは「APUで得た知識とスキルを使って、CERIで起業家や潜在的なユニコーン企業と協働する経験は非常に価値あるものでした。また、今後も末永く続くことを望む新しい友情を得ることもでき、自分のネットワークを広げることもできました。インターンシップ全体を通して、私の知識はより深まり、私の人生を変える思考を持つことができたと思います」と感想を述べました。

Williams氏は「今回のインターンシップはとても良いものになったと感じています。これからもRofiqulさんとJosephさんとの関係が続くことを望んでいます。そして、将来は他のAPU生も受け入れたいと思っています」と語りました。

Centre for Entrepreneurial Research and Innovation(CERI)について
CERIは2015年に創設され、西オーストラリアの持続可能な経済の発展の一助となっています。西オーストラリアの経済は、歴史的に天然資源に大きく依存していました。CERIは、初期段階のイノベーションに焦点を当てています。そして、起業家精神を育成し、才能ある人たちを惹きつけ、支え、動かし、これらのアイデアを商業化することに必要な知識を提供しています。CERIのもう一つの使命は、将来の産業を設立することです。それは、言い換えれば、持続可能で多様な経済を築きながら、将来の職を作ることになります。CERIについてさらにお知りになりたい方はウェブサイトをご覧ください。https://www.ceri.org.au/(英語のみ)



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