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気仙沼ニッティング株式会社代表取締役 御手洗瑞子氏が来学

来学者|イベント

2017/02/01

12月19日(月)、気仙沼ニッティング株式会社代表取締役の御手洗瑞子氏が来学し、同社インターンシップの公開選考会の審査を行いました。同社でのインターンシップは今回が初めてとなり、気仙沼市と本学が2016年4月に結んだ友好協定がきっかけとなりました。この選考会に応募した学生は、インターンシップで取り組みたいプロジェクトについて自ら企画起案を行い、OZUNA Victoria Susanさん(国際経営学部3回生、アメリカ)と今井紫園さん(アジア太平洋学部4回生、日本)が選ばれました。今回選ばれた2名は、春季休暇期間中の約2週間を気仙沼市に滞在し、地域住民へインタビューをしながら気仙沼の魅力をSNSで世界に発信するプロジェクトに取り組みます。

また、御手洗氏は同週に行われていたエンパワーメントウィークのプログラムとして学生に向けの講演会にも登壇しました。御手洗氏は講演で、自身の幼少期からの過去をターニングポイントごとに振り返りながら、東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市でハンドニッティング製品を制作販売する会社である「気仙沼ニッティング」を立ち上げるまでの経緯などを話しました。最後に御手洗氏は学生に向け「Think, how you want to live, rather than how you want to be―どうなりたいかより、どのように生きたいかを考えましょう―」とメッセージを送り講演を締めくくりました。
講演後に行われた質疑応答では、同社が「社会にどの様に貢献していると考えるか」という質問などが挙がりました。それに対し、「地域での雇用を生んだことで被災者が地域コミュニティーに貢献する一市民としての尊厳を取り戻す事が出来た事。また、一生使える高品質のニット製品を提供する事で、購入したお客様を喜ばせることが社会への貢献ではないか」と答えました。



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