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講演・シンポジウム
2016/05/17
2016年4月13日、ブルームバーグL.P.でブルームバーグ端末営業を務める宮内暁氏がAPUを訪れ「ブルームバーグ:実社会で事業や金融に関する情報は、どのように得られ、分析し、共有されるのか」と題した講演会を行いました。東京オフィスで働く宮内氏は、ブルームバーグに対する熱い思いや、同社の世界展開の一翼を担うとはどういうことかなどを語りました。講演には、現在日本で就職活動を行っている学生をはじめ大勢の学生や教員が参加しました。
宮内氏はブルームバーグのアプリケーション・サービスの基礎となる概念的プロセスについて説明し、データ入力に必要なキーワードやコードを詳細に示しました。また、ブルームバーグの信頼性の高い情報を顧客が商取引やベンチャー事業にどう活用しているかを事例で紹介しました。企業が販売契約の締結や株式投資をする前に心得ておくべき理想的概念についても話しました。さらに宮内氏は、同社が職場の透明性を徹底している点を強調し、従業員はチャットや電話で効率的にコミュニケーションをとっており、その内容はすべて参考のために録音されていると説明しました。
参加者からは、ブルームバーグの競合他社、金融界におけるブルームバーグの現在の位置づけ、教育に対する同社の考え方などについて、興味深い質問が多数上がりました。宮内氏は、現在ブルームバーグとAPUは国際経営学部の学生を対象としたブルームバーグ・ネットワーク・プログラムの立ち上げに向けて交渉中だと語りました。このプログラムは、学生が自分の調査や研究を深めるためにブルームバーグのリソースを利用できるというものです。その価格を問われると、宮内氏は「安くはありません」と答えた上で、プログラムは高等教育の枠を超えて有用になるはずだと強調しました。