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教育プログラム
2014/06/27
2014年5月31日(土)~6月3日(火)の4日間、この春入学した1回生を対象とした海外での異文化体験学習プログラムFIRST(Freshman Intercultural Relations Study Trip)プログラムを実施し、国内学生156名が韓国で実習を行いました。参加者は事前授業として担当教員の指導のもと、リサーチテーマの選定や現地での調査活動の準備を行い、韓国出身の国際学生のティーチングアシスタント(TA)のサポートを受けながら、韓国語の学習等を進め、現地実習へ挑みました。
現地では、くじ引きによってその場で決定した目的地を目指し、参加者は悪戦苦闘しながらも、果敢に実習に取り組みました。また韓国語や英語、身振り手振りを使って積極的に地元住民に話しかけ、事前に選定したリサーチテーマのもと調査活動を行い、異文化の中で行動力・判断力・責任感を養いました。最終日には交換留学協定校を中心に大学を訪問し、現地の学生との意見交換を行いました。
渡邊 友月さん(アジア太平洋学部)は、「言葉も通じず字も読めない中で、頼れるのは自分たちの【野生の勘】だけでした。最初は【勘】は鈍りまくりで上手くいかないことばかりでしたが、グループのメンバーと助け合い、大変な状況でも最終的に乗り越えることが出来ました。この経験は、今後の自信につながると思います」、秦 万尋さん(アジア太平洋学部)は、「簡単な単語、ジェスチャー、表情を使って目の前の相手と心を通わせようと努めることによって、不思議と相手の言わんとすることが分かり、思いがけないほど濃い交流をすることが出来ました。また、今回のアンケートを始めとした現地の人との交流を通して、韓国の人にも様々な人がいるということを実感し、固定観念や先入観にとらわれない、『人はただその人自身である』ということを身をもって感じました」とFIRSTプログラムに参加した感想を述べました。
APUでは実践的な学習や体験を重視した学習を「アクティブ・ラーニング」と呼び、学生の積極的なプログラムへの参加を推奨しています。FIRSTプログラムは、アクティブ・ラーニングの中でも、初年次教育の一環として実施しているプログラムで、入学直後の学生に対して、異文化理解やコミュニケーション能力の向上、APUでの学習目標を見つける機会を提供しています。
関連リンク:
FIRSTプログラム(概要)
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