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米国セント・エドワーズ大学とAPUの友好記念植樹式を開催

教育プログラム|連携事業|来学者

2014/04/14

2014年4月2日(水)、米国セント・エドワーズ大学(以下SEU)のDr. George E. Martin学長がAPUキャンパスを訪れ、APUとの友好を記念してカヤノキの苗木を植樹しました。植樹式にはMartin SEU学長、是永駿 APU学長のほか、Dr. Mary K. Boyd SEU教学担当副学長、近藤祐一 APU入学部長ら関係者が参加しました。2013年3月には、是永APU学長がSEUを表敬訪問した際に樫の木を植樹しています。

APUとSEUは、2010年に学生交換協定を締結し、これまでにAPUからは、延べ122名をSEUに派遣、SEUからは延べ84名の学生を受入れるなど、学生交流を図ってきました。さらに、2011年度には文部科学省の「平成23年度大学世界展開力強化事業」に両大学が協働で創設した教育プログラム「APU-SEUグローバル協働教育プログラム-入学前教育から大学教養・専門教育まで-(GLUE:グルー)*」が採択され、様々なプログラムに取り組んでいます。

式冒頭、参加者は日本文化を学生に広めることを個人の使命とし、GLUEプログラムの創設に尽力された故Cecil Lawson教授への黙祷を行いました。

植樹式では、是永 APU学長は、「前回SEUに植樹した樫の葉が、オースティンで風にそよいでいる姿を想像します。故セシル・ローソン教授も、プログラムの成功をお知りになったら、どんなにかお喜びになるだろうと思います」と挨拶しました。また、Martin SEU学長は「今回植えるカヤノキには、強さと耐久性があります。木は成長し、葉を広げます。同じことが、私たちSEUとAPUが行っていることにも言えます。まとまって協力しあうことが大事です」と述べました。

式には、多くの参列者が集まりました。今春GLUEプログラムの一環で入学前短期留学(ACCESS)に参加した学生は「3人の日本人につき、1人バディがつきました。SEUでは、英語と日本語の授業を両方受け、自分のバディ以外の人ともショッピングやご飯に一緒に行き、楽しかったです」と参加した感想を教えてくれました。
一方、SEUから2年前にGLUE(Gatewayプログラム・SEASプログラム)に参加し、現在はAPU生として在籍しているWILKINS Taylor Browningさん(アジア太平洋学部3回生、アメリカ合衆国)は「私は様々な文化に触れ、自分の世界を広げるためにAPUに来ました。将来は教員になりたいです」と将来の目標を教えてくれました。

なお、Martin SEU学長は、4月1日に開催したAPUの春入学式にも出席し、新入生に向けてスピーチを寄せています。これからも、SEUとAPUのより一層の協働プログラムの発展が期待されます。

*「GLUE」(Global Collaborative University Education)は、入学前から教養・専門教育までの学位取得プロセスにおいて、国際的にも質の高い様々な協働教育プログラムを学生に提供する取り組みです。APUとSEUが協働で創設し、2011年度に文部科学省の「平成23年度大学の世界展開力強化事業」に採択されました。

 



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