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第11回外国人日本語スピーチコンテストでAPU生が最優秀賞を獲得

受賞

2013/10/29

2013年10月18日(金)、APUの国際学生5名が大分市の楊志館高等学校で開催された「第11回外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場し、KIM Dong Hyunさん(アジア太平洋学部2回生、大韓民国)が最優秀賞を受賞しました。また、大会に参加したAPU生全員が入賞を果たしました。

学校法人後藤学園が開催するスピーチコンテストは国際文化への理解促進を目的に、日本滞在5年未満の外国人を対象に毎年行われています。今年は県内在住の外国人留学生17名が応募し、原稿審査など予選を通過したAPU生5名を含む総勢14名が本大会へ進みました。

出場したAPU生は、楊志館高校の生徒や審査員を前に、日頃の言語学習で培った流暢で正確な日本語を披露し、高い評価を得ました。

最優秀賞を受賞したKIMさんは『浅田真央とキムヨナをほっといてください』と題して、フィギュアスケートでライバル関係にある日本の浅田真央選手と韓国のキム・ヨナ選手を題材に、歴史問題で悪化している日韓関係の解決には我々若者の交流が必要であるとスピーチしました。審査員からは「日韓関係というタイムリーな話題について、明るく共感が持てる話し方をしていた」や「目を閉じて聞いていたら日本人かと思うほど滑らかな日本語だった」などと講評されました。

KIMさんは「何百人もの前で日本語で自分の意見を言い、聞いている人に自分の考えが通じて共感してもらえたことをとても嬉しく思います。緊張しましたが、その緊張に耐えられたこともいい経験になりました」と受賞の喜びを話しました。

APUでは、言語教育センターを設け、日本語や英語のほか、アジア太平洋地域の6言語を学修する機会を学生に提供しています。また在学生の約半数を占める外国籍の学生の多くは、日本語の授業だけでなく、課外活動や地域交流に積極的に参加し、普段から日本語能力の向上に努めており、日本企業からも高い評価を得ています。

第11回外国人日本語スピーチコンテスト 入賞者
最優秀賞 KIM Dong Hyun(アジア太平洋学部2回生、大韓民国)
テーマ「浅田真央とキムヨナをほっといてください」
優良賞(3位) ANNISA Istighfari(アジア太平洋学部3回生、インドネシア)
テーマ「茶道から学んだこと」
大分合同新聞社賞 P.G.I.M. Mohammed Zakir(国際経営学部3回生、スリランカ)
テーマ「相手を思いやる『おもてなし』の心」
読売新聞西部本社賞 KHANJAROV Jasurbek(国際経営学部2回生、ウズベキスタン)
テーマ「おじいさんと話そう」
OBS大分放送賞 LE Thi Phuong Thanh(国際経営学部4回生、ベトナム)
テーマ「自分の価値を知り、よりよく生きよう」



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