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受賞
2026/04/09
2026年3月11日(火)から14日(金)にかけて香港で開催された、香港赤十字社および国際赤十字委員会(ICRC)主催の第24回赤十字国際人道法模擬裁判(アジア・太平洋地域大会)において、APU生チームが準優勝を果たしました。チームは、2025年11月にICRC日本支部によって開催された国内大会で優勝し、アジア・太平洋地域大会への出場権を勝ち取っていました。本大会における準優勝は、日本の大学チームとして最高位に並ぶ成績となります。
大会には、アジア・太平洋地域各国の予選を勝ち抜いた22の学生チームが参加し、検察側・弁護側の双方の立場から、事案に基づく高度な法的議論を展開しました。国際人道法の模擬裁判において参加学生たちは、武力紛争の現場で適用される国際人道法について、理論的知識を習得していることのみならず、実践で適応できる能力を修得していることが問われます。
今年度は、資源をめぐる二国間の対立によって生じた武力紛争がテーマとして取り上げられました。一方の指導者による強制徴兵や意図的な飢餓の発生、市民と戦闘員との区別が不十分な爆発性兵器の使用など、深刻化する人道危機が起きたと想定され、議論が繰り広げられました。
大会後の審査員講評では、口頭弁論における表現の明瞭さや、質疑応答全体を通じた冷静な受け答えが高く評価されました。
地域大会においてAPU、そして日本を代表できたことを大変光栄に思います。国際人道法について約6か月間にわたり準備を重ねてきた成果として、準優勝という結果を得ることができ、本当に誇りに思います。先輩方、APUの先生方、そしてICRC駐日代表部の皆様からのご支援がなければ、成し得なかった成果です。現在の国際情勢において、人道法の原則はこれまで以上に重要になっています。次世代の学生の皆さんには、模擬裁判大会に参加するだけでなく、人道的価値を守り支える担い手として活躍してほしいと願っています。