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CIC Fukuokaにてミニレクチャー&トークセッションを開催 ― 経営戦略としてのD&Iを考える

イベント

2026/03/11

2月5日(木)、立命館アジア太平洋大学(APU)は、2025年秋に開設した新たな社会連携拠点「CIC Fukuoka」にて、ミニレクチャー&トークセッションを開催しました。

APUがCIC Fukuokaに拠点を構えた背景には、2030年に目指す将来像「APU2030ビジョン」の実現に向けた計画「チャレンジ・デザイン」があります。その後半期においては、「D&Iの教育・研究・社会実装」「あらゆる属性が共に成長するLife Long Learner(LLL)コミュニティの構築」「大学の社会的インパクトの拡大」を重点テーマに掲げ、グローバルのその先を見据えた取り組みを進めています。その実現には、産業界や自治体など学外組織との緊密な連携が不可欠であり、九州経済の活性化や高度外国人材の九州定着に向けた協業への期待を受け、福岡拠点の開設に至りました。

今回のセッションは、CIC Fukuokaにおいて毎週開催される「Thursday Gathering」の中で、「経営戦略としてのD&I―シリコンバレーにあって福岡にないもの―」をテーマに開催しました。APUインターン生による大学紹介に始まり、平原准教授(国際経営学部)によるミニレクチャー、さらに一般社団法人カタリスト九州の佐々木彩乃氏、本学卒業生で福岡の日系企業に勤務するガウリ・ヘムシクハ 氏(国際経営学部・2022年卒)を迎えたトークセッションを行いました。

平原准教授のミニレクチャーでは、多様性を受け入れることで企業にもたらされる効果について、具体的なファクトをもとに解説が行われました。一方、単に多様性を導入するだけでは成果につながらないケースも多いことに触れ、複数の多様性の存在を理解し、社員の心理的安全性を担保したうえで、中長期的な視点から導入を支援していくことの重要性が強調されました。

トークセッションでは、佐々木氏より九州の企業においても、多様性の導入が必要である理解は進みつつあるが、多様性の種類に応じ存在する課題を、どのように乗り越えていくのか戦略を立てたうえで、早期に取り組んでいくことが重要であること、ヘムシクハ氏より外国人材として日系企業に受け入れられた当事者経験や、職場環境の変化についてリアルな視点で語られ、参加した企業関係者が自社での導入を具体的にイメージする機会となりました。

APUでは今後も、CIC Fukuokaを拠点に、社会とアカデミックをつなぐ産官学連携の取り組みを継続していきます。



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