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イベント|25周年
2025/12/04
2025年11月23日(日)、別府国際コンベンションセンター(B-Con Plaza)にて、APUの開学25周年記念式典が執り行われました。当日は、省庁、自治体、九州産業界、教育機関などから、開学からの25年間を支えてくださった約330名が参加されました。
式典は学生団体「APU獅子舞龍踊サークル」のパフォーマンスで幕を開けました。冒頭には代表挨拶として、学校法人立命館理事長 森島朋三、APU学長 米山裕の両者が、来賓の皆さまへ感謝を述べるとともに、APUのこれまで、そしてこれからの社会的役割を示しました。またご来賓から、文部科学大臣 松本洋平氏(代読 高等教育局長 合田哲雄氏)、大分県知事 佐藤樹一郎氏、別府市長 長野恭紘氏、衆議院議員・前外務大臣 岩屋毅氏が登壇され、祝辞を述べられました。
基調講演では「九州地域の未来に貢献するグローバル人材の育成」をテーマに、一般社団法人九州経済連合会 会長 池辺和弘氏が登壇されました。池辺氏は、九州経済連合会では九州から日本を動かすことを目指して「九州将来ビジョン2030」を掲げ、10のアクションプランに取り組んでいることを紹介されました。そのなかで、価値創造の原動力として「グローバル人材の育成」の重要性を述べ、同目標に対してAPUが九州で果たす役割を評価されました。
第二部では、基調講演と同テーマで産官学金パネルディスカッションを行い、パネリストとして、池辺氏、大分経済同友会 代表幹事/大分銀行 代表取締役会長 後藤富一郎氏、大分県LSIクラスター形成推進会議 会長/株式会社ジャパンセミコンダクター 取締役社長 菅原毅氏、経済産業省 九州経済産業局 局長 星野光明氏、国立大学法人九州工業大学 学長 三谷康範氏、APU学長 米山裕が登壇し、モデレーターをAPU社会連携部長の藤田正典国際経営学部教授が務めました。ディスカッションでは、九州企業の半導体業界でのグローバルな成功には、女性の活躍、文系や異分野の人材の活躍など、多様性を高めることが重要であると語られました。同時に、九州では遅れている、高度外国人材の受け入れ体制を整えることが急務であると指摘されました。三谷氏は、多様性がイノベーションにもたらすインパクトを示したうえで、APUとの連携は、理系分野で苦手とされる、異なる背景をもつ人々との協働を学ぶ貴重な機会だと述べられました。またAPUの米山学長は、日本では企業のみならず社会全体で内なる国際化の必要性が生じており、多様な人々が考えを戦わせることで豊かさが生まれると、D&Iが社会全体にもたらす利益への期待を見せました。
最後に、学校法人立命館 総長 仲谷善雄が謝辞を述べ、式典を締め括りました。式典終了後には祝賀会が行われ、APUを支えてくださる皆さまが交流される機会となりました。APUは今後も学生たちとともに、APUを応援してくださる皆さんと連携して、「Leap Beyond Global」グローバルのその先を目指し、世界のどこにもない大学であり続けるよう、邁進してまいります。
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