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学生団体「マイ・プレート プロジェクト」 からあげ弁当販売で台湾を支援

学生生活|社会貢献

2024/05/31

2024年5月15日、16日、17日、20日の4日間、学生団体「マイ・プレート プロジェクト」が、台湾を支援するための弁当を販売しました。「マイ・プレート プロジェクト」は、様々な国・地域出身の国際学生が集い、母国のヘルシー料理の作り方を紹介する学生団体です。団体は2023年秋より、APUの支援制度プロジェクトBとして活動しています。

このたび団体は、4月3日に起こった台湾東部沖地震を受けて、自分たちにできることをメンバー同士で話し合い、チャリティーとして弁当の販売を行うことを決めました。台湾の美味しいものを通じて支援をもらえることを願い、台湾出身のメンバーの一人ティエン・シンさん(アジア太平洋学部 2回生)がお父さんから引き継いだ秘伝のレシピで作った「台湾からあげ」をメニューに採用しました。台湾からあげは、コショウやハーブを効かせ、卵が入った衣でサクッと揚げているのが特徴です。会期中はカフェテリアにて、各日数量限定で販売し、全日で完売となりました。台湾出身のメンバー、シュ・カンイツさん(国際経営学部 2回生)は、「東部沖地震発生のニュースを知り、惨状を写真で見たときは、とても悲しかった。いま私は母国から離れているけれど、世界平和を願うAPUにいるからこそできることがあるのではと思い、今回のチャリティーを行った」と、企画への想いを語りました。

<代表テイ・イユウさん(国際経営学部 2回生)のコメント>
今回の企画には、「少しでも被災地への支援になれば」と考えるAPU生が多く参加してくれました。このような活動で実際に国際社会に寄与し、人は助け合えるということを、周囲の人たちに伝えていきたいです。
マイ・プレート プロジェクトは、「国際学生の母国の伝統食がもたらす感動を、次の人たちへ」という想いで活動しています。国際学生による各国のヘルシー料理教室を月に一度開催して、食文化の国際交流に力を入れています。今年の夏は世界農業遺産認定地域である大分県国東半島で、全国から料理サークル・学生団体を集め、日本食文化を研究する合宿を企画しています。



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