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学生生活|イベント
2024/04/10
2024年4月1日月曜日、APUキャンパスで春の入学式を挙行し、新たに1,207名がAPUの一員となりました。入学者数は60カ国・地域出身の学部生1,097名(国内学生748名、国際学生349名)、15カ国・地域出身の大学院生27名(国際学生27名)です。なお、交換留学生・科目等履修生の受け入れ数は、28カ国・地域出身の110名(国内学生21名、国際学生89名)です。
当日は、入学式に合わせて「新入生歓迎イベント」も開催しました。歓迎パフォーマンスや多国籍料理などの学生屋台などの出店、ゼミでの研究を紹介するポスターセッション、フォトスポットや花火などの特別企画を開催し、新入生が楽しむ様子が見られました。
今春の入学式は、学部・研究科ごとに分かれて、ミレニアムホールで実施しました。米山裕学長は祝辞の中で「APUの最大の魅力は、世界中から集まった学生がキャンパスで共に学び、交流しながら、友達作りができることです。大学の主役は学生の皆さんです。どんどん新しいことに挑戦して、今日の皆さんが想像もできないような「世界を変える人」になってください。皆さんのAPU生としての成長は、今日始まるのです。」と歓迎しました。(学長から新入生へのメッセージの全文はこちら。)
来賓あいさつでは、別府市長 長野泰紘様が「今年は別府市制100周年を迎えます。別府の歴史的な瞬間を共に迎え、新たな飛躍の原動力としてご活躍いただけることを期待しております。」と新入生を激励しました。
各学部、各研究科から1名ずつ選出された新入生代表は、それぞれの挨拶で大学生活への抱負や決意を述べました。
アジア太平洋学部 金子芽生さん(1回生、日本)は、世界を舞台に、多様な国出身の人々と共に、さまざまな背景を持つ人々のために働きたいと将来の展望を述べました。また。新入生の仲間たちにも「互いの個性を活用して私たち自身の世界を創造し、互いに助け合い、支え合いながらAPUでの学生生活を楽しみましょう。」と呼びかけました。
アジア太平洋研究科 Kabuku Tracy Mwelwaさん(博士前期課程1回生、ナミビア)は、アジア太平洋地域の域内貿易に及ぼす通商政策と、そのアフリカとアジア太平洋地域の比較について研究を深める意欲を述べました。そして、研究の過程にともなう困難に立ち向かい、成長していくことを誓いました。
国際経営学部の川村依利奈さん(1回生、日本)は、人種等の特徴による他者からの不当な評価を乗り越え、自らが自分自身を定義する重要性に気付いた経験を共有し、「APUでは、誰もが同じである必要はなく、人と違うことが歓迎されているのです。」と、多様で個性的な仲間たちと学び、夢を育んでいくことへの喜びを述べました。
投資銀行業界での職務経験を通して、経営修士(MBA)取得を目指すようになった経営管理研究科のSarwar Shoumik Adnanさん(1回生、バングラデシュ)は、APUで世界中にネットワークを築くチャンスを活かし、将来は故郷のバングラデシュの金融セクターで活躍する人材になりたいと意欲を燃やしました。
サスティナビリティ観光学部 江原春花さん(1回生、日本)は、地球環境保護のために意義ある行動を取り、自然と調和して持続可能な暮らしを実践するよう社会に促すことができる人間になりたいと将来の希望を述べ、多様な文化的・社会的背景を持つ人々と関わり合いから様々な考え方や視点を得たいと大学生活に期待を寄せました。
各学部の在学生代表も、新入生を温かく歓迎しました。
アジア太平洋学部の中山美帆さん(4回生、日本)は、「ゴミが『ゴミ』といわれない世界を作りたい」という志のもと、APU入学後からコンポストのプロジェクトを進めてきました。「夢や希望を応援してくれる人や挑戦できるAPUの環境で、自分の思うように挑戦して下さい。」と、新入生の背中を押しました。
国際経営学部 Muhammad Ajnas Ahmedさん(4回生、インド)は、人前で話すことへ恐怖心を克服した経験から、新入生へ大学生活へのアドバイスを送りました。大学での1年目は多くを模索し自己認識を得ること、2年目と3年目は弱点と向きあいその改善を試みること、学ぶ過程を受け入れ、その過程を楽しめば、弱点も強みに変えられることを、力強く伝えました。
サステイナビリティ観光学部の小溝柊汰さん(2回生、日本)は、授業で学んだ知識を持って、率先して社会課題解決のために行動したいと、食品ロスの削減と貧困問題の解決に向け、フードパントリーの活動に取り組んでいます。その活動から学んだCから始まる3つの言葉を紹介し「Challenge(挑戦すること)」、「Continue(継続すること)」、「Change(変化していくこと)」の重要性を伝えました。
各学部・研究科の入学式典の様子は、下記よりご覧いただけます。
アジア太平洋学部・アジア太平洋研究科:こちら
国際経営学部・経営管理研究科:こちら
サステイナビリティ観光学部:こちら