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RITMUNCが模擬国連大会「Ritsumeikan Model United Nations APU 2023」を開催

教育プログラム|学生生活|イベント|SDGs

2023/02/21

2023年1月7日(土)、8日(日)の2日間、イベント・プロジェクト支援制度に採択されたRITMUNC主催の模擬国連が、APUで開催されました。
参加者はAPUの学生のみならず、他3大学* からの国際学生の参加もあり、多様な国・地域(24ヵ国)の54名(APU51名・他大学3名)の参加学生による模擬国連大会の実施となりました。
テーマは「戦争の絶えない世界におけるSDGs 2030 の国連アジェンダの再検討」。開会式ではAPSのRothman教授、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤務する卒業生Morse Caoagas Floresさん(アジア太平洋学部 2006年卒)による講演を聞き、その後、参加者は国連経済社会理事会(United Nations Economic and Social Council)と国連人権理事会(United Nations Human Rights Council)の担当に分かれ、割り当てられた国の代表として、活発な議論や交渉を行いました。
1日目の午後は、別々の委員会に属する全員が突然一か所に召集され、戦争を誘発する様々な事象が世界で起きたことを、プレスリリースとして知らされました。その後、各国の代表者が一丸となって、戦争回避に向けて活発な議論や相談をする姿が見られました。
模擬国連では、自分の出身国ではない国の代表に任命されるケースが多いのですが、今回は、各々が担当する国の情勢、政治背景、歴史、課題の調査を事前に行った上で、当日を迎えました。参加者たちはその国の政治方針や他国との関係性を理解したうえで議論を行い、情報を発言する努力をしていました。
2日間で、国連経済社会理事会から2件、国連人権理事会から1件の提案が採択され、レベルの高い大会だったことが伺えます。閉会式では大会委員長より次年度の大会開催が提案、満場一致で開催提案が可決され、模擬国連らしい閉会となりました。
学生のうちに世界の諸問題を議論することは、多文化共生を目指す現代では不可欠な活動であり、複数の大学から学生が集い議論するこのような機会は、参加者全員の大きな学びとなりました。

*立命館大学(2名:参加者・ジャッジ各1)、大分大学(2名:参加者)、京都先端科学大学(1名:ジャッジ)



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