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国際経営学部の学びの集大成-(株)日立製作所の企業課題に多国籍の学生がビジネスプランを提案-

教育プログラム

2020/12/07

国際経営学部の4回生対象必修科目「グローバルマネージメント(キャップストーン)」は、授業に講師として企業の方を招く科目となっています。同企業が抱える課題を話していただき、国内学生と国際学生がチームを編成して、これまでに学んだ経営学の知識を駆使し、課題の解決策を考えるグループワークを行います。体系的な学びを促進する国際経営学部の履修構造の中で、4年間の学修の集大成となる科目です。

2020年春セメスターは総合電機メーカーの株式会社日立製作所(以下、日立製作所)にご協力いただき、同社のめざす3つの価値、「社会価値」、「環境価値」および「経済価値」を同時に実現するグローバル成長事業の提案を課題として、グループワークに取り組みました。

2020年7月23日(水)にオンラインでの最終プレゼンテーションを実施しました。キャップストーン3クラスの中から、各クラス1チームずつが優秀チームとして参加し、日立製作所より出席いただいた社員の方々の前でプレゼンテーションを実施しました。

見事優勝に輝いたのは、インドネシアにおける廃棄物管理問題を日立製作所の技術を活用して解決し、事業化することを提案したタイ、インドネシア、日本からの6名の学生で構成されるチーム「IBUKI SOLUTIONS」でした。

最終講評では、日立製作所経営企画本部経営企画室の三輪俊晴部長より、「コロナ禍での困難な状況の中、非常に素晴らしい検討がされていました。特にSDGsという社会課題を事業と共存させて解決していく手段について、一生懸命に考えられており、最終プレゼンに進んだ3つのチームの提案は将来的に、事業に展開可能なほどのポテンシャルを持っています。この授業で学んだことをぜひビジネスの実践の場で活かしてください」と学生への激励のメッセージが贈られました。

優勝した「IBUKI SOLUTIONS」は、その後、2020年9月28日にオンラインにて、日立製作所本社での最優秀賞セレモニーに出席し、同社森田守執行役専務および経営企画室の社員の皆さまにプレゼンテーションを行いました。そして同社より、記念品として盾とネームホルダーが授与されました。

2020年秋セメスターは、株式会社IHIにご協力いただき、課題改善提案に取り組んでいます。さまざまな企業による講義実施等の支援を受けながら、受講生は国際経営学部で実践的な学びを深めていきます。



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