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大分県立別府鶴見丘高等学校と高大連携協定を締結

教育プログラム|連携事業

2020/03/10

2020年2月10日、APUは大分県立別府鶴見丘高等学校との高大連携協定を締結し、別府鶴見丘高等学校において協定書の調印式と記者会見、記念イベントを執り行いました。調印式には出口治明立命館アジア太平洋大学学長、大分県立別府鶴見丘高等学校姫野秀樹校長が出席しました。


出口治明学長と別府鶴見丘高等学校の姫野秀樹校長

この協定は先進的な学びのモデルケース「探究的な学び」を軸に据え、人的交流、知的資源の活用に留まらない、両者の教育内容に踏み込んだ高大接続を目指したもので、具体的な連携内容は協議を続け今年度開始します。APUが大分県内の県立高校と同協定を結ぶのは初めてです。調印式で出口学長は「同じ市内にある別府鶴見丘高校からは昨年10月に1年生全員がAPUのキャンパスに足を運んでいる。この地の利を活かして高校生から探究力を持ったグローバル人材を育て、地元大分や九州を元気にしたい」と抱負を述べました。

調印後には記念イベントとして、APUが2021年度入試から新規に導入する「世界を変える人材育成入試~ロジカルフラワーチャート入試~」のロジカルフラワーチャート*を考案した薄井道正教授(立命館大学教育開発推進機構、APUアドミッションズ・シニアフェロー)による、「鶴見丘×APU 探究的な学び特別授業」が行われました。ティーチングアシスタント(TA)として参加した8名のAPU学生と、約40名の高校生が、与えられた課題の中から「問い」を立てて「自分の頭で考える」とはどういうことかを学ぶため、グループでの協働学習に取り組み、普段の学習とは異なる課題にとまどいながらも白熱した議論に笑顔があふれました。

*ロジカル・フラワー・チャートとは、自分で「問い」を立て自分の「方法」で自分なりの「答え(最適解)」を立証してアウトプット(論文作成やプレゼンテーション)したり、他者の議論を吟味したりするための、APU独自の「探究的な学び」のツールです。



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