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大分県における市民ファンドの募金箱設置式

連携事業

2014/10/15

9月25日、市民ファンド“めじろん共創応援基金”の募金箱設置式が、APUで執り行われました。同基金は、県民、企業、行政が一体となって平成25年1月に設立された公益財団法人であり、地域住民、地元企業からご寄附頂いた資金を、県内で社会貢献度の高い公益事業を行っているNPO, ボランタリーグループ等に交付しようとするものです。


地域社会が直面する経済、社会、自然環境はここ十数年間大きく変わりつつありますが、その中で、行政あるいは民間といった従来の制度的枠組みでは掬いきれない新しいタイプの社会問題が惹起しつつあります。今、これらの問題の解決に、小規模ながらも、少しずつ取り組む草の根団体が新しく生まれつつありますが、これらの団体は、その活動規模が小さく、また、その財政基盤、組織体制も弱いことから、これら活動の一層の普及推進を図るためには、これら団体の事業基盤の強化を図る必要があります。 同基金は、これら団体の事業基盤強化を目的として設置されたものであり、平成25年には、“持っていき場のない悩みを抱えた子供たちの声を聞くことで心の安らぎを与えるチャイルドライン大分”に対し、平成26年には、“不登校生に対する教育支援等を行うハートフルウエーブ”に対し、助成金を交付したところです。なお、このハートフルウエーブは、APU卒業生の佐伯和可子さんが主催するフリースクールです。


このような基金の活動は、ともすると見過ごされがちな社会問題の解決に資するものであり、また、地域貢献度も高いことから、APUとしても、募金箱の設置を通じ、積極的に協力することと致しました。今回の募金箱設置式には、同基金から、三浦理事長、桑野事務局長が、APUからは、同基金の評議員を務める上子副学長、助成審査委員長を務める塚田教授の参加を得て行われました。

募金箱は、アドミニストレーション・オフィスのカウンタ―に設置されております。同基金の活動趣旨にご賛同して頂ける教職員の方々、学生諸君のご父兄の方々がおられましたら、同基金の募金活動にご協力頂ければ幸いです。なお、本基金の詳細につきましては、http://www.mejiron.orgをご覧ください。



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