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岩田高校APUコース生が学習成果を発表

教育プログラム|連携事業

2013/02/01

2013年1月23日(水)、岩田高校APUコースで学ぶ高校1年生と2年生の学習成果を発表する、プレゼンテーション大会とディベート大 会をAPUで行いました。

今回は高校1年生がプレゼンテーション大会を行い、フェア・トレードやスターバックスのビジネス手法など、国際経済を題材として4グループ が英語で発表しました。また2年生は「日本はTPPに参加すべきである」を論題にディベート大会を行い、4グループが白熱した論戦を展開しました。ディ ベート大会は今回初めて導入されたもので、肯定派と否定派がそれぞれの観点から、日本のTPP参加の是非について論じ合いました。相手の失言や発言のあい まいさを突く質問や、それに対し果敢に応戦する姿は真剣そのもので、会場は緊張感に包まれました。

大会終了後、同会場で表彰式と閉会式を行い、プレゼンテーション大会およびディベート大会の入賞チームと個人賞を受賞した生徒が表彰されました。プレゼン テーション大会で優勝したのは「The Trade of Music」と題して音楽を通じたビジネスの可能性について発表したチームで、ディベート大会を制したのは、TPP参加による日本型農業の衰退と食の安全 への危機感を主張し、TPP参加を否定したチームでした。

続く閉会式では、両校を代表して渡部 郁之助 APU教育開発・学修支援センター教授と成瀬 輝一 岩田学園理事長が挨拶し、コース生の努力を称えました。会場にはAPUや岩田高校の担当教員のほか、保護者の方やAPU生が同席し、コース生の成長した姿 を共有しました。

立命館大学、立命館アジア太平洋大学と岩田高校を運営する岩田学園は、大分から世界を目指す人材の育成を目指して、2007年5月に高大連携に関する協定 を締結し、2008年4月に岩田高等学校「APU・立命館コース」を開設しました。本年度のコース生を含め、これまでに述べ85人が、学校法人立命館と岩 田学園が設計したコースカリキュラムのもと学習しています。同コースでは、ティーチング・アシスタント(TA)のAPU生が、岩田高校教員の指導を受けな がら、週一回、1、2年生を対象に同校で授業のサポートを行っています。



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