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イベント
2026/03/25
2026年2月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)、大学と地域をつなぐ文化交流スペース「APUまちなかスタジオ(以下、まちスタ)」が、別府市街地に期間限定でオープンしました。本企画はAPUと立命館大学の教職員有志が立ち上げ、学校法人立命館の2025年度GPSP(グラスルーツ実践支援制度)に採択されたプロジェクトです。
会場となったのは、別府市北浜に位置する築約90年の「中井邸」です。大正から昭和初期に建てられた歴史的建造物で、かつて置屋として使用されていた形跡が見られます。
まちスタでは、APUと立命館大学の学生・教職員・校友らが連携し、それぞれの総合知を掛け合わせながら、「アート」を軸にイベントを実施しました。ダイバーシティ&インクルージョンを体感できる空間を目指し、タイトルは「ひらく」としました。国籍や世代、立場を超えて、誰もが五感をひらき、自分をひらき、新たなつながりをひらく機会となって欲しい、という想いが込められています。
会期中は落語寄席、写真展、対話型アート鑑賞会、写真現像ワークショップ、お茶会などのプログラムが開かれました。また、会期を通して、APU学生が運営するコーヒースタンドの出店や、別府の「時の流れ」をテーマに選曲されたBGMもあり、イベントに彩を添えました。
落語寄席では、落語協会理事で真打の林家彦いち氏と、立命館大学落語研究会の学生2名が高座に上がり、その話芸に聴衆は引き込まれ、会場は笑いと感動に包まれました。写真展では、60年以上にわたり別府(大分)の土地の歴史を撮影し続けてきた写真家・藤田洋三氏と、写真サークル所属のHSU HSIN TSEさん(国際経営学部4回生、台湾)さんが、それぞれの視点からとらえたモノクロの別府の風景を展示しました。
会期5日間で述べ280名が来場し、参加後のアンケートではイベントや空間・雰囲気への高い満足度とリラックス効果をはじめとするウェルビーイング向上効果も確認されました。地域の方々・学生・教職員らが交わる快活な交流機会となったほか、新聞・テレビにも取り上げられ、APUの街中での取り組みとして注目を集めました。
空き家となっていた民家を利活用した本企画は、全国的な社会・地域課題にも一石を投じました。まちスタの会場となった「中井邸」について、所有者は「地域の歴史を物語る資産として責任をもって次世代に継承したい」と考え、今後はその保存に向けた調査も進められる予定です。
*学校法人立命館 2025年度GPSP(グラスルーツ実践支援制度)採択
「地域・大学の知の交流拠点(APUまちなかスタジオ)をまちなかに
~別府市の歴史価値ある空き家を利活用した共創プロジェクト~」
APU:吉澤 清良/政 伶和/菊池 絵美/下村 佳代(PJリーダー)
RU:小沢 道紀/大島 陽/廣井 徹/佐藤 亜美/藤田 聡(PJマネージャー)