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受賞|SDGs
2026/02/18
2025年12月15日、東南アジア非核兵器地帯条約(SEANWFZ)を定めるバンコク条約の締結30周年を記念して開催された「Youth Multimedia Arts Competition(ユース・マルチメディア・アーツ・コンペティション)」において、APU生のHSU Cherryさん(アジア太平洋学部2回生、ミャンマー)がデジタルアート部門の第3位に輝きました。
本コンペティションを含む記念事業は、国連軍縮部(UNODA)および国連アジア太平洋地域軍縮センター(UNRCPD)、タイ外務省の共催により、12月15日〜17日の3日間にわたりバンコクで開催されました。プログラムには各国政府関係者、外交官、研究者、国際機関、地域の若者代表が参加し、30年間にわたる東南アジアの非核化への歩みを振り返るとともに、若者の参画を促進するための議論やワークショップが行われました。
その中心的な企画として実施されたのが「Youth Multimedia Arts Competition」で、ASEAN地域の若者たちが、写真・デジタルアート・アニメーションなどの多様な手法を通じて、核兵器のない世界への想いを表現しました。
HSUさんは、日本・大洲城で撮影した古い木の幹の写真を元に、母国ミャンマーの国花であるパダウ(Padauk)と、鳥のイメージを組み合わせて作品を制作しました。作品の中の黄色は、パダウの花の色であり、多くの文化で幸福を表す色であるとして、希望と再生の象徴として用いられています。審査員からは、自然物を組み合わせて平和や共生への願いを象徴的に表現した点が、特に高く評価されました。
記念事業での3日間は、国連スタッフや専門家から指導を受け、私にとって変革的な経験となりました。特に、医療分野における原子力エネルギーについて学んだことが印象に残っています。
私たちは「核」のことを話すとき、それがまるで歴史の教科書に書かれている出来事のように、自分の生活からはとても遠いものと感じています。しかし実際には、核は私たちの身近にあるものです。
歴史を記憶し、軍縮の重要性を忘れないことと同じように、原子力エネルギーをどのように良い形で活用できるのかについても目を向けるべきだと思います。