ニュース

APUで最も注目の賞―安藤百福名誉博士栄誉賞・奨励賞の受賞者決定―

受賞

2025/12/19

2025年12月に安藤百福名誉博士奨励賞及び栄誉賞の公開審査が行われました。この賞は、日清食品ホールディングス株式会社の創業者である、故安藤百福立命館大学名誉博士のご厚意により設置され、その後、同社のご協力のもと運営されてきた奨学金です。奨励賞は5セメスター生を、栄誉賞は2026年3月の学部卒業予定者を対象とし、学業成績が優秀で人格識見に優れ、諸活動においてもリーダーとして顕著な成果を修め、将来アジア太平洋時代のリーダーになることが期待される学生に対し、支援と激励を行うことを目的としています。奨励賞の受賞者は奨励金50万円を受給し、栄誉賞の受賞者は奨励金100万円の他に、学部学生の代表として学位授与式の壇上で挨拶をするという名誉が与えられます。

「安藤百福名誉博士栄誉賞・奨励賞についてはこちら

公開審査には、厳正な一次審査を通過した学生がファイナリストとして臨み、「APU在学中に力を入れて取り組んだ学業及び課外活動の双方について具体的に説明し、そこから身に付けた知識やスキルを、将来どのように活かして社会に貢献できるか」について動画によるプレゼンテーションを行い、その後日英両言語での質疑応答に挑みました。

栄誉賞の公開審査には日清食品ホールディングス株式会社 総務部課長 鈴木暁氏がオブザーバーとして学生たちに激励の言葉とご講評をくださいました。

奨励賞と栄誉賞それぞれ4名のファイナリストが公開審査に臨み、その中から栄えある受賞者が選ばれました。

栄誉賞受賞者

高村 凜
高村 凜(アジア太平洋学部4回生、日本出身)

核兵器に依存しない安全保障の構築に貢献するという明確な目標を持ち、その実現に向けて着実に努力を重ねてきました。ワルシャワ大学での交換留学や卒業論文執筆を通じて安全保障分野の学問知識を深め、さらにイギリスの大学院で高度な研究を行う計画を進めています。将来は教員としてAPUに戻り、学びを次世代に還元したいという強い意志も持っており、その研究への情熱と計画性が高く評価されました。今後も、得た知識を社会に活かし、平和構築に寄与するリーダーとしての活躍が期待されます。

奨励賞受賞者

DUBEY VAISHNAVI
DUBEY VAISHNAVI(国際経営学部3回生、インド出身)

社会起業家になるという夢を実現するため、APUでの学びを深めながら主体的に活動してきました。インドの学校で生理用品の配布と衛生教育を行い、さらにAPハウスで生理用品の設置活動を実施するなど、将来のビジョンに向けた行動力と、学びを通じて培ったリーダーシップが高く評価されました。今後も、学業と課外活動で培った経験を活かし、社会に変革をもたらすリーダーとしての活躍が期待されます。

SAIF SHERIF ALY MOSTAFA MOHAMED
SAIF SHERIF ALY MOSTAFA MOHAMED(国際経営学部3回生、エジプト出身)

アフリカとアラブのブランドイメージを向上させたいという強い想いと、自身の活動で社会にインパクトを残したいという明確なビジョンを持ち、その実現に向けて努力を重ねてきました。全RA(レジデント・アシスタント)リーダーとしての経験を通じてリーダーシップを発揮し、さらにマーケティング分野での学びを深めることで、将来の目標に向けた着実な準備を進めてきた点が高く評価されました。今後も、その情熱と行動力を活かし、夢を実現するリーダーとしての活躍が期待されます。



  • LINEで送る

PAGETOP