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国際人道法模擬裁判でAPU生が3連覇の快挙。日本代表として世界大会への出場権を獲得

受賞

2025/12/03

2025年11月8日(土)、9日(土)、赤十字国際委員会(ICRC)日本支部の主催する「国際人道法(IHL)模擬裁判」国内予選が宇都宮大学 峰キャンパスで開催され、APU生チームが3年連続となる優勝を勝ち取りました。
国際人道法の模擬裁判において参加学生たちは、武力紛争の現場で適用される国際人道法について、理論的知識の習得していることのみならず、実践で適応できる能力を修得していることを問われます。今年の課題は戦争犯罪に焦点が当てられ、参加者は複雑な現実世界の状況に法理論を適用することが求められました。

優勝したチームは、コーチのGarima Nikamさん(アジア太平洋学部4回生、インド)のサポートを受けて準備を進めてきました。大会当日はメンバーそれぞれが、検察官と被告の立場から問題文の事実に従って法的主張を巧みに展開し、見事優勝を勝ち取りました。

これによりチームは、権威ある国際大会である、第24回赤十字国際人道法模擬裁判アジア太平洋大会に、日本代表として出場する機会を獲得しました。

APUチームのメンバー

  • Jayaweera Devni Neha(アジア太平洋学部3回生、スリランカ)
  • Do Dai Duc(アジア太平洋学部3回生、ベトナム)
  • Shaikh Zujajah(アジア太平洋学部4回生、パキスタン)
  • Daub Cattleya Avery Eunice(アジア太平洋学部3回生、フィリピン)

チームのコーチ

  • Garima Nikam(アジア太平洋学部4回生、インド)

チームからのコメント

ICRC IHL模擬裁判への参加は、驚くほど刺激的でした。この経験を通じて、スピーチ、構造化された交渉、法律調査、説得力のある文章作成といった、実際に役立つスキルを身につけることができました。
ウィリアム・シャバス教授やピオトル・ホフマンスキ判事といった著名な学者に会い、他チームの卓越したパフォーマンスを目の当たりにしたことは、教室の理論をはるかに超える学びをもたらしました。大会の雰囲気は間違いなく特別で、緊張感が高まるにつれ、架空のケースがまるで現実のように、実際の命がかかっているかのように感じられます。参加者は正義を追求すべく明確さと目的をもって議論を展開し、真実を目指して突き進みます。
今後のICRC IHL模擬裁判への参加を検討している学生に向けては、迷わないで、と伝えたいです。これは、教室では決して出会えない国際関係の一面を発見できる、貴重で、深く報われる機会です。ぜひ、その一歩を踏み出してください。

国際人道法模擬裁判でAPU生が3連覇の快挙
国際人道法模擬裁判でAPU生が3連覇の快挙
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