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社会連携セミナー「ウガンダで学んだ、平和をつくる仕事のハナシ」

学生生活|社会貢献

2024/06/27

2024年6月11日(火)、鈴木千花さん(アジア太平洋学部、3回生)がAPU社会連携セミナーへ登壇し、自身のウガンダにおける支援活動について講演を行いました。

鈴木さんは2023年から2024年にかけて約1年間、認定NPO法人テラ・ルネッサンスのインターンに参加、ウガンダに駐在し主に農業を通した自立支援活動に携わりました。ウガンダは依然として不安定な政治・経済環境下に置かれており、現地住民とりわけ貧困層に向けた持続可能な自立支援が重要な状況にあります。
鈴木さんは日本とは大きく異なる環境へ赴いたきっかけを、「アフリカ諸国が抱える課題が自分の生活サイクルと大きくかかわっていることを知りその加害性に向き合うために自分には何ができるか」と考え、行動したかった為と語りました。実際に現地に赴いた後は、自立支援事業として現地住民が食料を一方的に援助される側から食料を作る側への意識・行動転換に力を入れ、灌漑農業を行うためのインフラ設備、専門家を招いた農業研修、活動を根付かせる為の組織構築に携わりました。様々な困難にぶつかりながらも、実際に収穫した作物の販売により現地住民の生計向上までを実現しました。
活動を通じ、日本人が思う合理的な考えが必ずしも正しいとは限らない事や、誰しもに平和をつくる力はある事などを感じたとコメントしました。
講演後の学生からの質問では、平和活動への関わり方や今後の活動についてなど、多くの質問が飛び交う活発な場になりました。

今後もAPUでは学生の学修・研究の一助とすべく、様々な見分を持つ学内外の講師を迎え、社会連携セミナーを開催します。詳しいご案内は随時APU公式HP・イベント一覧にてご案内します。



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