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インクルーシブ・リーダーシップセンター(CIL)初めてのカンファレンスを開催

イベント|SDGs

2024/06/26

2024年6月1日(土)~2日(日)、APUのインクルーシブ・リーダーシップセンター(以下、CIL)が、初めて主催する国際会議「CILカンファレンス2024」を立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)を会場として開催しました。

世界は現在、数多くの社会的、経済的、環境的な課題に直面しており、すべての人にとってより良い未来を実現するためには、包括的で持続可能な実践を推進することが不可欠です。そこで、本カンファレンスのテーマを”INCLUSION x SUSTAINABILITY” として、インクルージョンとサステナビリティに関連する研究、経験等を共有するために、世界中の専門家、研究者、実務家、政策立案者間の議論やネットワーク構築を促進することを目的としました。

冒頭には、米山裕学長と、立命館大学グローバル教養学部の堀江未来教授、CILのセンター長である国際経営学部の篠原欣貴准教授による、「日本の教育システムにおけるインクルーシブ思考の育成」をテーマとした講演ならびにパネルディスカッションが行われました。米山学長からは、グローバル・ラーニング・コミュニティの構築をはじめとしたAPUの多文化環境を踏まえた今後のビジョンが語られました。

当日は、14か国からおよそ70名が参加しました。APUの大学院生や卒業生をはじめとした若手研究者の参加も多く、各国の多様な実践を踏まえた研究紹介や活発な意見交換が行われていました。参加者からは「多くの研究者から刺激を受け、インクルージョンの概念について視野を広げる良い機会になった」、「発表者の熱意や参加者同士の協力的な雰囲気により、良い意見交換ができた」 といった感想が寄せられました。

2019年7月に設立されたCILは、インクルージョンを推進する原動力となり、ダイバーシティの持つ可能性を広げられる活動を目指しています。今後も、APUを代表する研究センターの一つとして、研究活動や議論、ワークショップを展開していきます。

CILのホームページはこちら。 https://www.apu.ac.jp/cil/



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