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連携事業
2024/01/24
APUは2023年秋セメスターに、大分銀行との共催で寄附講座、「おおいた遺産を活用した地域づくり」を開講しました。久保 隆行サステイナビリティ観光学部教授、神足博美非常勤講師、楢本譲司非常勤講師、大分銀行地域創造部梅尾推進役、大分銀行地域創造部矢野推進役の指導の下、24名のAPU学生が受講しました。
本講座では、「おおいた遺産」(大分合同新聞社が創刊120周年記念事業で選定した有形無形の地域資源)をどのように地域観光に活用するかをテーマに、大分銀行の協力・支援によって講義とフィールドワークを行い、持続的な地域のかたちを考察しました。また、本講座の講義は公開講座として市民の皆さん(延べ約60名)にもオンラインで受講していただきました。
講座では耶馬渓、くじゅう、豊後大野を対象として、歴史・自然・文化財の研究者や大分銀行地域創造部の担当者らによる講義と、現地でのフィールドスタディーを行いました。学生は座学で学んだ地域を、実際に訪れて体験することで学びを深め、最終回には、APUキャンパス内の教学棟グリーンコモンズにて公開発表会を行いました。
発表テーマ
APUおよび大分銀行は、今後も本取り組みが大分地域の持続的な発展に寄与することを祈念しています。
久保隆行教授のコメント
本年度も、昨年度に引き続き大分銀行様ならびに本授業で訪問した地域の皆様から多大なるご支援を頂戴しながら授業を無事に進めることができました。まずは関係者の皆様にお礼申し上げます。
本年度は、コロナ禍から解放された学生たちが現地で活発に調査に取り組む様子がとくに印象的でした。なかには、自分たちで再度現地を訪問してさらにインタビュー調査等を行うグループもあり、フィールドワークを伴う本授業の価値を改めて感じることができました。最終発表会でも各グループはとてもユニークな提案をしてくれました。最終発表会では、大分銀行地域創造部様は各グループすべての提案をとても真摯に受け止めてくださりました。学生たちのアイデアが、今後の地域づくりのヒントとして活かされていくことを期待しています。