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九州経済産業局連携 未来共創カンファレンス

教育プログラム|連携事業|講演・シンポジウム

2023/11/22

2023年10月20日、サステイナビリティ観光学部は、九州経済産業局と連携して「未来共創カンファレンス~社会課題に立ち向かう若者たち~」をAPUで開催しました。
これは学生や若者を対象にソーシャルビジネスへの理解や起業意欲の醸成を促し、SDGsの達成や九州・日本の持続的な発展に資する新たなプレイヤーを創出することを目指したもので、九州における社会課題やビジネスを通じた解決について検討されました。

このカンファレンスはAPUの他に経済産業省九州経済産業局、九州SDGs経営推進フォーラム、特定非営利活動法人APUグローバルビジネスネットワーク協力により、授業の一環として開催しました。受講生のみならずソーシャルビジネスに関心のある一般参加も可能とし、約70名が参加しました。

九州経済産業局 総務企画部長 金谷明倫氏が主催挨拶を行い、同企画調査課 大筋暢洋氏が「SDGs時代のビジネスの在り方」と題した基調講演を行いました。
「社会課題をめぐる世の中のうねり」と題したパネルディスカッションには、パネリストとして、経済産業省 荒川恵美氏、株式会社ボーダレス・ジャパン 日野美久氏、株式会社Emunitas代表取締役 山口由人さん (サステイナビリティ観光学部1回生)の3名が登壇し、須藤智徳サステイナビリティ観光学部教授がファシリテーターを務めました。

議論の中では、長期的にSDGsを目指すことによる行動変容に抵抗のある若者も一定数存在することや、社会課題は利益が出にくいために市場に進出しにくい現状、そしてSDGsという言葉がなくなるほど定着した世の中にしなればという意見が見られました。終わりに、山口さんは「自分もまだまだですが一緒にやりましょう」と呼びかけました。荒川氏からは経済産業省による、学生に特化した社会起業育成プログラムも紹介されており、社会起業へ向けて学生や若者の背中を押す内容となりました。



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