ニュース

「今なぜ木造建築?」グリーンコモンズ完成記念シンポジウムを開催

講演・シンポジウム|SDGs

2023/05/24

4月29日(土)、新教学棟「グリーンコモンズ」の完成*を記念して、木造校舎と森林の持続可能な利用に関するシンポジウムを開催しました。当日は新教学棟のシンボルとなる中心部分の木造大階段を会場に、林業の活性化や環境保全に携わる有識者をパネリストに招いて議論が行われました。会場には学生や一般の方々を含む約40名が集まり、YouTubeでもライブ配信されました。
(ライブ配信アーカイブ https://www.youtube.com/watch?v=4YChmwZpYoo

シンポジウムの冒頭では、ファシリテーターの須藤智徳教授(サステイナビリティ観光学部)によって、森林が地球上で果たす役割や、木造建築の意義などが解説されました。その後、各パネリストによって、カーボンニュートラルへの森林・木材の貢献、企業における社有林の取り組み、木質バイオマスによる発電事業、木造建築の歴史と技術など、幅広いテーマでプレゼンテーションが行われました。後半には学生を含む参加者から様々な質問が投げかけられ、活発に意見が交わされました。また自然と人との距離が縮まるよう、木の香りを楽しむ機会も設けられ、参加者は樹木への親しみを深めていました。

グリーンコモンズへの想いや特徴をまとめたウェブサイトを、近日中に公開予定です。



  • LINEで送る

PAGETOP