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講演・シンポジウム
2023/01/30
2022年12月3日(土)と4日(日)の二日間、立命館アジア太平洋研究センター(RCAPS)主催による「アジア太平洋カンファレンス2022(APカンファレンス)」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前回・前々回とオンラインまたはハイブリッドでの開催が続きましたが、このたび約3年ぶりに全面対面で行いました。
APカンファレンスは、世界の研究者に研究発表の機会を提供すべく2003年から毎年開催しており、今回で20回目の節目を迎えます。英語で開催される人文社会系の国際学会としては、日本最大規模です。
本学の出口治明学長による開会宣言で幕を開けた今回のAPカンファレンスには、46の国・地域、50の教育・研究機関から221名の発表者が集い、8つのセッションと1つのレセプションに延べ972名が参加しました。基調講演のオープニングセッションにはサンウェイ大学のJemilah Mahmood 博士を招き、「プラネタリーヘルスと人道的危機 ― 原因と解決策 」と題して、気候危機など地球環境の変化の人類・社会への影響、及びそれに対する対応策について講演がなされました。またプレナリーセッションには、大分県、宮崎県が推進する東九州メディカルバレー構想との連携事業の一環として、旭化成メディカル株式会社 代表取締役社長 住吉修吾氏と、筑波大学の山海 嘉之教授を迎え、「危機の時代にグローバル化する地域医療機器産業:東九州メディカルバレーとその拡大」をテーマに講演しました。