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国際人道法ロールプレイ大会でAPU生が優勝、日本代表として世界大会への出場権を獲得

受賞|SDGs

2023/01/23

2022年12月10日(土)、赤十字国際委員会(ICRC)日本支部の主催する「国際人道法(IHL)ロールプレイ大会」国内予選が東京大学 駒場キャンパスで開催され、昨年に続き、APU生のチームが優勝を果たしました。

赤十字国際委員会日本支部(東京)は、2019年より地元大学と連携して、国際人道法の模擬裁判とロールプレイを行う大会を開催しています。大会では、武力紛争の現場で適用される国際人道法について、学生たちが理論のみならず実践的にも深く理解できることを目的としています。ロールプレイでは、参加した学生チーム8組がそれぞれ異なる役割を与えられ、3つの紛争シナリオを元に、弁論で競い合いました。例えば一つのシミュレーションでは、拘置所に収容される子どもたちと所長にインタビューする状況で、国際人道法の知識を用いて対応することが求められました。

アジア太平洋学部(APS)の平野実晴助教のゼミ生3名から成るAPUチームは、他7チームをおさえて見事優勝を勝ち取りました。これにより、2023年2月25日から3月4日までアルバニアのデュラスで開催される、最も権威ある国際人道法ロールプレイ大会「第40回ジャン-ピクテ・コンペティション」への、日本代表としての参加が決定しました。優勝チームのメンバーたちは、「今回の受賞が、国際人道法に関心を持つ全ての学生たちへ刺激になることを願っています。」とコメントしました。

国際人道法ロールプレイ大会国内予選で優勝したAPUチームのメンバー

CHOZALY Ghiandi Amnaさん(アジア太平洋学部4回生、インドネシア)
SATIMBOEVA Rukhsora(アジア太平洋学部4回生、ウズベキスタン)
NGUYEN Thu Thuy (アジア太平洋学部4回、ベトナム)

Photo by Aaron Sheppard

Photo by Aaron Sheppard



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