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世界における国籍や人種、宗教などの様々な違いを乗り越え、社会に存在する諸問題を解決するグローバルリーダーの育成を目的とする、日本財団ヤングリーダー奨学金基金プログラム（Sylff）。1987年に創設されたこのプログラムは、現在、世界44か国・69の教育機関で展開されており、日本でのメンバー校は、APU、早稲田大学、慶應義塾大学の3校です。APUでは2010年にSylffプログラムから寄付された100万米ドルを基金として、将来のリーダーとなることが期待される人文社会科学分野の大学院生への奨学金を設立しました。

2022年度は、2名の大学院生がSylff奨学金のAPUフェローとして選ばれました。

高須　直子さん
（アジア太平洋研究科 博士課程後期 6セメスター生、指導教員：山形 辰史 教授）
研究テーマ：Social and Solidarity Economy Practices in Pakistan: Leading Transformative Changes Required in the Post-COVID-19 Era.

DISSANAYAKE KUDAGELAGE AMILA KALPANIさん
（経営管理研究科 博士課程後期 3セメスター生、指導教員：中島 克志 准教授）
研究テーマ：Performance of the stock market and the economic growth of Asian countries.

10月14日には新フェローにオンラインでオリエンテーションが行われ、川添敬副学長・立命館アジア太平洋大学ヤングリーダー奨学基金選考委員長より祝辞が送られました。
今回フェローに選ばれた高須さん、DISSANAYAKEさんともに、奨学生として選ばれたこの機会を励みにし、研究に邁進する決意を述べました。
フェローの2名には、年度内に学内で研究発表を行う機会を設ける予定です。