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受賞
2021/10/13
世界における様々な違いを乗り越え、社会に存在する諸問題を解決するグローバルリーダーを育成する日本財団ヤングリーダー奨学金基金プログラム(Sylff)。1987年に創設されたこのプログラムは、現在、世界44か国・69の教育機関で展開されており、日本でのメンバー校は、APU、早稲田大学、慶應義塾大学の3校です。APUでは2010年にSylffプログラムから寄付された100万米ドルを基金として、将来のリーダーとなることが期待される人文社会科学分野の大学院生への奨学金を設立しました。
2021年度9月は、2名の大学院生が、Sylff奨学金のAPUフェローとして、選ばれました。
KONUSI Sagaitu Jotamaさん
(アジア太平洋研究科3セメスター生、指導教員:李燕教授)
研究テーマ:Waste Management in Fiji - Material Flow Analysis of Urban Households
RIDWAN Gunawanさん
(経営管理研究科3セメスター生、指導教員:中島克志准教授)
研究テーマ:The Emerging of Social and Sharia Ethical Companies in Indonesia: Performance and Volatility Comparison between Socially Responsible and Sharia Compliance Investments and Conventional Portfolio.
9月27日には新フェローに、オンラインでオリエンテーションが行われ、金賛會副学長・立命館アジア太平洋大学ヤングリーダー奨学基金選考委員長より祝辞が送られました。また、ALCANTARA Lailani L.経営管理研究科長と、2013年度のSylffフェローであった、国際経営学部のACKARADEJRUANGSRI Pajaree准教授もオリエンテーションに参加しました。特に、Pajaree准教授は「世界にいる優秀な研究者とのネットワークは卒業後も財産となる。この貴重な機会を最大限生かせるよう頑張ってほしい」と、新フェロー達を激励しました。
今回フェローに選ばれたKONUSIさんは、「この機会を励みにし、解決が急がれる環境問題や社会問題に取り組む学術研究者として、更に成長したいです。」と意欲を述べました。同じくフェローに選ばれたRIDWANさんは、「Sylff奨学金のフェローに選ばれ大変光栄です。私の研究が、今後社会にインパクトを与えられるよう、更に努力します」と決意を述べました。