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2021年秋のオンライン入学式を開催

学生生活|イベント

2021/10/06

2021年9月24日(金)、2021年秋の入学式を新型コロナウイルス感染防止の観点から全面オンラインで開催しました。新入生は世界各国からオンライン会議システムZoomで式典に出席し、家族、友人や教職員はYouTubeやFacebookのライブ配信でその様子を見守りました。

今秋は新たに508名がAPUの一員となりました。その内訳は学部生375名(国内学生36名、国際学生339名)、大学院生77名(国内学生0名、国際学生77名)、短期・交換留学生・科目等履修生56名(国内学生20名、国際学生36名)となり、国際学生の出身国・地域は63カ国・地域にのぼります(2021年9月24日現在)。また今回は初めてアフリカ地域のガンビアとセーシェルの2か国から学生が入学しました。

APUでは10月4日(月)より秋セメスターの授業を開始しますが、秋新入生のうち入学式までに入国できた国際学生は5名のみとなっています。コロナ禍の入国制限のため留学ビザの発給を受けられず、多くの国際学生が母国からオンライン授業での大学生活のスタートとなります。APUでは入国制限が緩和され次第、昨年10月にも実施した入国支援サポートを行い、学生をキャンパスに迎える準備を整えています。

式では米山裕副学長・学長代行が以下のように祝辞を述べました。
「APUへのご入学、おめでとうございます。APUを代表して皆さんのご入学を心から歓迎いたします。また、ご家族の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。この秋、508名の新入生を迎えて、現在、国際学生2,563名、国内学生2,992名、計5,555名の学生がAPUに在籍しています。国際学生は90にのぼる国や地域の出身者がいます。これほど多くの国・地域から集まった国際学生が学んでいる日本の大学は、APUしかありません。国内学生も全ての都道府県から集まっています。皆さんはこれからAPU学生として、世界から集まった学生と共に学ぶだけでなく、サークルやAPハウスでの生活、世界中で活躍する先輩方との交流など、学生生活のすべてを通じて異なる文化や価値観と出会い、知識を深め、人格を磨き、生涯続く友情を育む経験をするでしょう。このことをAPUでは「グローバル・ラーニング・コミュニティ」と呼んでいます。」

米山副学長の祝辞全文はこちらからご覧いただけます。

在学生からはUWINEZA Celine(英訳Celine Uwineza)さん(アジア太平洋学部 4回生 ルワンダ)が代表として登壇し、自身が不安な気持ちの中APUでの生活をスタートさせたものの、ご両親の期待や自身の夢と目標を思い出し、前向きに違いを受け入れてFLAGなど学内の様々な活動に挑戦した結果、成果や成長機会を得られた経験や、ルワンダで社会的企業を起業する目標を紹介しました。またAPUをジャンプ台に例え、新入生がAPUで自分の目標に合うチャンスを選び取り、夢を追いかけて自分の世界を創るよう、激励・祝福しました。

新入生学部代表の武永友衣菜さん(国際経営学部)は、英語でスピーチし、高校時代の恩師の言葉を引用しながら、人生はずっと続く学びの時間であり、これまでに得た知識だけでは満足していないからこそ学ぶ場としてAPUを選んだことを話し、限られた時間を大切にして知識を増やし、いろいろな人と交流して視野を広げ、世界をよりよくする人へ成長することを呼びかけました。

大学院代表のGUTIERREZ EYLLA LAIRE MARANANさん(英訳Eylla Gutierrez)さん(アジア太平洋研究科博士後期課程 フィリピン)は、スピーチの中で、今回のパンデミックで私たちは単独で戦うよりも、協働し連携することがより効果的で問題をよりよく解決できるようになったと感じた経験から、APUの多文化学習環境における教育の意義を改めて実感したと話しました。またAPUのモットー"Shape your world "のとおり、問題解決に向けて積極的に行動し、より大きな夢を追い、より高い場所に到達することを目指し続けようと、これからともに学ぶ仲間を鼓舞しました。

式典当日の映像は下記リンクでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=hncDAD1oY1A



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