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卒業生が英国王立工学アカデミー主催The Africa Prize for Engineering Innovationにノミネート

チェンジメーカー

2021/4/15

英国王立工学アカデミーが主催するThe Africa Prizeに低価格で電気を使わずに使用できる人工呼吸器を発明した卒業生Yusuf Bilesanmiさん(アジア太平洋学部2010年卒業、ナイジェリア)がノミネートされました。
The Africa Prize for Engineering Innovationとは、2014年から始まったアフリカ地域の発展に寄与する工学分野における革新的な発明をした起業家に英国王立工学アカデミーから与えられる賞です。

Yusufさんの故郷アフリカ地域の医療現場では、高額な機械の呼吸器の不足、電気供給の不安定さ、専門的な知識を持つ医療スタッフの不足などにより、助けられる命を救えないことが重要な課題として挙げられています。その課題の解決となるShiVentと名付けられた低価格で電気を使わない、かつ熟練した医療スタッフでなくても使用できるシンプルなデザインの人工呼吸器を発明したことが今回のノミネートにつながりました。

2021年度はYusufさんを含む16名のアフリカ人起業家がノミネートされ、今年6月に行われる最終選考会で4名に絞られ、その4名が審査員と一般聴講者に向け、自身の発明についてプレゼンテーションを行う予定です。翌月7月には最終受賞者1名が選出され、発表されます。選ばれた最終受賞者には25,000ポンド(英)、3人の最終選考者にはそれぞれ10,000ポンド(英)の賞金が授与されます。
今後、ノミネートされたYusufさんはアカデミーから提供される8か月のビジネストレーニングコースへの参加やアカデミーに所属するイギリスやアフリカの経験豊富なエンジニアやビジネスの専門家のコミュニティーに参加します。

〈Yusufさんからのコメント〉英語原文
I studied ICT in APU’s College of Asia Pacific Studies and have always been excited about how IT and energy can contribute to a more sustainable world. My subsequent Master of Science degree focused on information systems and smart grid while my current doctoral program centers on energy resilience in the built environment. Furthermore, I have hands-on experience in the industry with major Japanese manufacturers before returning to academia. Upon learning the news of being nominated, I felt elated, humbled and deeply grateful for all the support we had received to make the ventilator work and am highly hopeful that it will serve its intended purpose of saving lives.

Photographs courtesy of the Royal Academy of Engineering



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