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連携事業
2019/09/02
7月29日から31日の3日間、APUの社会で働く人材のグローバル化養成プログラム「GCEP・ジーセップ(Global Competency Enhancement Program)」に新しく加わった「GCEP Express」を実施しました。このプログラムは、従来2ヶ月半から4ヶ月の研修期間で提供している「GCEP」を2泊3日に凝縮し、今年から始まったAPUの新プログラムです。
今回は、全国、また九州経済連合会加盟社の社員12名が研修生として集まり、社会人として職場におけるリーダーシップとは何かを中心に学びました。研修生は、このプログラムの受講をきめた理由に、「従来のやり方、前例にそってそれを継続していくのではなく、新しい考え方、文化を知り、進化していく必要があると考えた」と冒頭で語りました。
ファシリテーターには、国際経営学部の李 根煕(イ・クニ)准教授が、サポート役には、15カ国・地域出身24名の国際学生が担当しました。研修生は、ディスカッションや、プレゼンテーションを通じ、多文化環境で発揮できるリーダーシップとはどういったものか、研修を終えた後、どのようにリーダーシップをとっていきたいか、などを考えました。
すべて英語で発表する最終プレゼンテーションでは、3日間という過密なプログラムを経て、研修生のコミュニケーションの力の向上や、プレゼンテーション中のタイムマネージメントなどに成果が現れていました。
研修生は共通して、リーダーとして重要な要素は、話しかけやすい雰囲気をもつこと、アイコンタクトや挨拶などコミュニケーションを自らとること、部下に明確なビジョンを示し、意見を尊重すること、そして誰よりも一生懸命に仕事に取り組むこと、と発表しました。
このプログラムを通じて研修生は、自分がどんなリーダーになりたいか、つぎの五年間でどんな社会人になっていきたいのか、ライフワークバランスを考えて、自分自身やコミュニティとつながる要素を増やしていきたいと話しました。
次回の「GCEP Express」は、11月24日~26日に実施します。
社会で働く人材のグローバル化養成プログラム「GCEP (Global Competency Enhancement Program)」については、こちらをご覧ください。