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連携事業
2019/03/15
APUと三重県は、2019年2月25日(月)、三重県内産業の振興と次世代を担う人材の育成・確保を目指し、またAPU在学生・卒業生の就職支援・地域産業の振興に関わり、連携と協力を進めていくために協定を締結しました。
本協定は、APUにおいて、2例目の就職協定となり(1例目は熊本県)、三重県にとって九州・沖縄の大学としては、APUが初めて協定を結んだ大学となります。
このたびは、三重県出身の出口学長とのご縁により、このような協定を締結することができ、大変うれしく思います。
現在本県では、若者に県内産業の担い手として活躍していただけるよう「みえ産業振興ビジョン」において“若者が躍動する三重”を掲げて取組を進めているところです。
立命館アジア太平洋大学におかれましては、全在学生のうち約半数が留学生であり、異なる価値観や多様性を認め合う環境のなかで、高いコミュニケーション能力や語学力を在学中に修得されているとお聞きしています。このように国際性・多様性を備えた学生の皆さんが、県内企業の海外展開や海外からの誘客など地域や企業の課題解決に携わっていただくことで、これまでにない新たな展開が生まれ、地域経済が益々活性化していくことを期待します。
伊勢志摩サミット開催を契機に国際的に知名度の高まった三重県には、世界最大手の外資系自動車部品メーカーの進出や重点市場国であるタイからの宿泊者数が対前年同期比で約3倍増となるなど、立命館アジア太平洋大学の学生の皆さんが大学で得た能力を試し、発揮する場がたくさんありますので、ぜひお越しください。皆さんを全力で支援します。
今回このような協定が結べることを心よりうれしく思います。現在、APUには海外89の国と地域から2952人の国際学生が在学しています。国内学生は全国から2877人で、このうち三重県出身は13人です。僕も三重県美杉村(現在の津市)出身ですので、グローバルな視野と尖った個性をもつAPUの卒業生が、三重県に就職し地域経済を活性化させてくれることを大いに期待しています。
APU出身の若者が、三重県に実際に住んで、働いて、買って、食べて、という生活をしてはじめて三重県のことが本当に理解できると思います。そして、これまでAPUで身につけたプロジェクトの進め方や語学力やコミュニケーション能力など学んだことを生かして、地元の人を巻き込みながらイノベーションを生んでくれることを期待しています。
APUの卒業生は海外にも強いネットワークを持っていますので、それらを活用して、APUの卒業生が国内外に通用するビジネスを三重県で始めてくれることで、もっともっと三重県が面白い場所になり、人を集めることができると思っています。三重県の皆さんにも、若者や外国人をどんどん受け入れていただき、APU卒業生の活躍をご支援いただければ嬉しいです。