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「はちみつ醤油」ハラール認証取得商品が完成

連携事業

2019/01/25

12月11日(火)、フンドーキン醬油株式会社・株式会社インスパイア・APUの3者相互連携協定に基づき共同開発し、NPO法人「日本ハラール協会」より認証を取得した「はちみつ醤油」の完成披露会をAPUにて開催しました。2019年1月7日(月)より本学キャンパス内にある立命館生活協同組合(CO-OP)APUショップとフンドーキン醬油オンラインショップ(インターネット通販)にて販売が開始されました。

イスラム教の聖典にも生薬として登場する「はちみつ」を使った甘口の醬油は、ムスリムの方だけでなく誰でも安心して食べられるよう開発されました。

開発に関わった学生プロジェクトチームは、7カ国・地域(インドネシア・エルサルバドル・シンガポール・スリランカ・ネパール・日本)の異なる出身の学部生・大学院生からなる11名で構成されました。カナダ出身のPARDO Phillip Dean 国際経営学部教授、フィリピン出身のALCANTARA Lailani Laynesa 国際経営学部准教授の指導の下、大学内で約800件のテイスティング調査、インタビュー、商品コンセプトや、パッケージ、価格の提案を経て、フンドーキン醬油株式会社にて生産、ハラール認証の取得となりました。

完成披露会中の開発過程のプレゼンテーションで学生プロジェクトチームのメンバーは、APUで過ごす大学生活の中で、宗教上の理由で、友人と一緒に食事に行くことができなかったことなどの経験を例に挙げ、「この商品は、世界中の人々が一緒に食事を囲み楽しめる多文化共生社会の実現を目指して作りました。増加するインバウンド市場にもニーズがあるので、みんなが日本食を楽しめるようになれば良いと願います」と開発の想いを語りました。

この商品の完成に出口学長は、「苦労もあったと思います。学生が中心となり、企業の皆さんに助けてもらってついに完成しました。とても嬉しく思います。このような小さな歩みが、大きな流れとなっていくことを願っています」と述べました。

フンドーキン醬油株式会社 オンラインショップ(日本語のみ、外部サイトに飛びます)



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